ホンダ時代はチームメイトとして戦った2人・・・
ヤマハ時代の1984年にAMA250ccタイトル獲得を皮切りに、ホンダ移籍後の1986年にはAMA250ccとスーパークロス、1987年にはAMA250cc及び500cc、1988年にはAMA500ccとスーパークロス王者に輝いたR.ジョンソンは、日本にもファンの多いライダーです。
そしてJMBことジャン・ミシェル・バイルは、1988年に世界モトクロスGP125cc、1989年に同250ccでチャンピオンに輝いたフランス人ライダーです。1990年からは当時モトクロス最強国だったアメリカへの挑戦を開始。1991年にスーパークロス、そしてAMA250ccと500ccを制覇する3冠を達成。1992年からはロードレースに転向!! して、世界ロードレースGPに参戦!! GPを去った後、世界耐久選手権のルマン24時間(2002年)とボルドール24時間(2002、2003年)を制覇しています。
早く2人が回復することをお祈りしています!
R.ジョンソンのInstagramによると、検査によって陽性であることが判明したものの、重症化はしていないとのことです。また無事回復期にある・・・とのことで、ちょっと安心しました・・・。
一方かつてのチームメイトであるJMBは、R.ジョンソンの新型コロナウイルス感染の公表からちょうど10日後、新型コロナウイルス感染の軽症状態から入院することになったことを、JMBのFacebookを通じてファンに伝えました。
あなたは私に「幸運を」とか、「あなたはチャンピオンだ」とか、「あなたは大丈夫だ」とか願う必要はありません。
私からのメッセージで、このウイルスから誰も安全ではないことを理解してほしいです。健康のために、そして他の人や介護者への配慮から、現在のロックダウンの指示に厳密に従ってください。
たとえ偉大なチャンピオンでも、新型コロナウイルスの前ではただの「人間」。自分の、そして他者の健康と命の問題であることへの理解の大事さを、JMBはメッセージを通じて訴えています。ともあれ、青春時代のヒーローたちの早い回復を祈らずにはいられません・・・。