「みのりの大地」
株式会社マックスファクトリーが販売するプラモデル「みのり with Honda耕転機 F90」のキャラクター「みのり」を主人公として、Hondaが新たに制作したコミック。
物語の舞台は鳥取県倉吉市。農業に取り組む「農業女子」を主人公にした物語で、2019年4月より配信中。
「農業とはあらゆる選択が全て自己責任なんじゃ」
キャベツ作りを終え、スイカ作りへのリベンジを誓ったみのり。そんなみのりの元へ東京の友達が泊まりにきました。
友達の奈緒は商社へ就職したものの、通勤ラッシュに慣れない仕事、周囲から怒られる毎日を送っていました。その辛さ故についグチをこぼしてしまい、おまけに「みのりは、悠々自適の生活でのびのび農業をやってていいよね。会社辞めて私も農業始めようかな。」との一言。
むむむ……これは……。
その姿をみておじいちゃんから「せっかく来たんだから土いじりでも体験したら」との提案。みのりは反対するも奈緒はノリノリです。
朝から畑に出たふたり。スイカの苗が夜の寒さに負けてしまわない様に育苗キャップを被せていきますが、狭い温室の中で作業するのは結構大変。
一個一個、人の手で丁寧な作業をしていくことが農業では必要不可欠なのです。
普段の生活では感じることのない疲労を体感した奈緒。作業の多さに辟易です。
一日が終わった頃には身も心もボロボロ……昨日の自分の発言が軽率だったことに気がついたようです。
農業は、栽培の計画や苗や資材の手配、手間の算段などあらゆる選択がすべて自己責任でやらなくてはならない。失敗をすれば収入はゼロなんてことも起こり得ます。
みのりの大地 第10話『農業の魅力』より
おじいちゃん
「どんな仕事も楽な仕事なんてあるはずがないと儂は思う
大切なのはその仕事に対してどのように取り組むか どう向き合うかということじゃな」
みのりは初めてキャベツを栽培した経験を語り、その姿に奈緒は刺激を受けました。
そんなふたりに、それぞれの場所で頑張れば良いとおじいちゃん。農業を通じて、仕事への取り組み方まで学んでいきます!
みのりのスイカ 2年目のリベンジ!!
ビニールの温度を一括管理するのに、スマホを利用できるって知ってましたか?
交配にはミツバチを使うなど、おじいちゃんからさまざまな技術を学びます。糖度の高い美味しいスイカを収穫すべく、「今年こそは!」とみのりも意気込みます。
しかし──
まさかの大雨。。。。
せっかくここまで頑張ったのに!!
今年もダメなのかな、、と思わずみのりは涙します。
しかしおじいちゃんは「排水が狙い通りに機能すれば去年のようにはならないはずじゃ!」と断言。
みのりは2年目のリベンジを果たすことができるのか──!?
その結果は本編でお楽しみください!