連覇記録は来年以降どこまで伸びるか・・・!
第16戦日本GPの決勝は、今年10度目のポールポジションからホールショットを奪ったマルク・マルケスが終始レース展開をコントロール。そのまま首位を守りきり、今シーズン10勝目をマークしました!
この結果、ホンダはリーチをかけていた4年連続25回目のコンストラクターズタイトルを決定させることができました。ちなみに最高峰クラス(500cc/MotoGP)における、ホンダのコンストラクターズタイトル連覇記録は、ミック・ドゥーハン全盛期でホンダNSR500が強さを誇っていた時代である1994〜1999年の6連覇です。「マルケス王朝期」にホンダがこの連覇記録を更新することができるのか・・・来シーズン以降注目したいですね。
残るタイトルはひとつ・・・「チーム」ですが・・・
これでホンダは、最高峰MotoGPクラスで2冠を成し遂げたわけですが、残るタイトルはファクトリーチームである「レプソル・ホンダ・チーム」のチームタイトルです。
10月20日の決勝後、この部門のリーダーなのはドゥカティのファクトリーチームである「ドゥカティ・チーム」です。首位の400ポイントに対して、2位のレプソル・ホンダ・チームは383ポイント。今シーズンから加入したJ.ロレンソが長期低迷期にあり、もう彼が毎戦でもうちょっといい成績を残せていたら、この17ポイント差はもっと少なかったというか・・・すでにレプソル・ホンダ・チームがチームタイトルも確定していたかもしれませんね。
もしこのままドゥカティ・チームがチームタイトル争いを逃げ切れば、ドゥカティ勢としては2002年に同タイトルの制度が始まって以来、2007年度(ドゥカティ・マールボロ・チーム)に次ぐ2度目の栄誉となります・・・。残りの3レース、マルケスはもちろん、ロレンソの活躍でホンダ3冠を成し遂げることができるのか? それがホンダファンやGPファンにとっての、ひとつの見どころになるでしょう!