ライダーは昨年度覇者のカーリン・ダン!!
先日、最も歴史の古い公道を使ったレースであるマン島TT(1907年より)が開催されましたが、今月末はアメリカで最もメジャーな公道を使ったレース・・・パイクスピーク(1916年)がコロラド州で開催されます。
昨年度の同レース2輪部門は、カーリン・ダンがパイクスピーク通算4勝目をドゥカティ・ムルティストラーダとともに記録! 5度目の勝利を狙う今回、彼はドゥカティが開発しているストリートファイターV4の試作車に乗ることになりました!
パニガーレV4ベースのV型4気筒1,100ccエンジンを搭載!
C.ダンが駆るストリートファイターV4プロトタイプは、その名が示すとおりパニガーレV4の派生モデルであるストリートファイターのスポーツバイクであり、1,100ccのV4エンジンを高くワイドなハンドルバーを装着した車体に搭載しています。
ドゥカティ最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリは、次のように述べています。「ストリートファイターV4は、ドゥカティ・ワールド・プレミア2020における主役の1台になるでしょう。またストリートファイターV4はロードライディング用のパニガーレと言えます。そのため、生産を開始する前に、ストリートファイターの類まれなパフォーマンスを示すための舞台として、ブロードムーア・パイクスピーク・インターナショナル・ヒル・クライムは最適な場所だといえるでしょう」
ダートとアスファルトの混合コースだった時代の2008年に、ドゥカティはパイクスピークを初制覇! 路面が全面アスファルトになった2012年以降も、ドゥカティはパイクスピークの常勝チームとして活躍しています。
2019年のパイクスピーク勝利をビルボードに掲げ、2020年型ニューモデルとして量産版ストリートファイターV4を華々しくデビューさせたい・・・とドゥカティは考えているのかもしれません。なにはともあれ、ストリートファイターV4プロトタイプが今年のパイクスピークでどのようなパフォーマンスを発揮するのか・・・? 楽しみです!