業界屈指の「遠乗り出張頻度」を誇るMotor Magazine誌編集部スタッフが、出先で見つけた驚きの絶景ポイント、Honda車で走りまくるのがきっと楽しいドライブコースをご紹介。今回は、のと里山空港からレンタカーで巡る、一泊二日ベースの能登半島絶景ドライブをご紹介。旅行ガイドにはあまり載っていないちょっと穴場な情報もお届けします。

夏限定の「絶景ポイント」は巨大灯篭が舞い踊るお祭り。半島全体がキリコ一色!

画像: 寺家キリコ祭り youtu.be

寺家キリコ祭り

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能登半島エリア全域で、7月から9月にかけて毎週のように開催されるのが「キリコ祭り」です。七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能都町の約30ヶ所の地域の神社を中心に行われる神事は、それぞれに趣向を凝らしたもの。最大十数mにも達すると言われる巨大なキリコが練り歩きます。

「キリコ」と言っても、あまり馴染みがないかもしれません。漢字で書いたら「切籠」。法事で仏壇の左右に置かれている灯りの灯った器具が「切子灯篭」と呼ばれていますが、その巨大版というところです。もっとわかりやすく言えば、ねぶた祭りの派手な人形山車が、もっとシンプルに長方形になったようなイメージでしょうか。

画像: 能都町内浦の橋(ふるさとキリコ橋)の上で見つけた巨大なキリコ。高さ23.8mで実際のお祭りで使われるワケではないモニュメントですが、そのインパクトはかなり強烈です。

能都町内浦の橋(ふるさとキリコ橋)の上で見つけた巨大なキリコ。高さ23.8mで実際のお祭りで使われるワケではないモニュメントですが、そのインパクトはかなり強烈です。

地域によってデザインやサイズは少しつづつ違っていてますが、飾り屋根や背面の武者絵など装飾にも凝っていて、内部に灯りを灯すことで夜はなお一層、豪奢な威容を見せつけてくれます。これを人々が担いだり台車で引いたりして疫病退散を願い、夏祭りを盛り上げるのです。

輪島市には実物のキリコなどを展示して、祭りの雰囲気を楽しむことができる「輪島キリコ会館」が。一度でもそこに並ぶキリコたちの威容を目の当たりにしてしまうと、今度は「本物」が見たくなること間違いなし!です。

■輪島キリコ会館 施設情報
開館時間 08:00〜17:00(年中無休)
入館料 一般(大学生以上)620円/高校生470円/小・中学生360円
所在地 石川県輪島市マリンタウン6番1
電話番号 0768-22-7100
駐車場 あり

取材メシにも使ってみたグルメ情報

画像: 輪島の朝市至近のお店で食べた海鮮丼(能登丼)。器まで輪島漆塗りと、地産地消にこだわりまくっています。これで2000円とはリーズナブルかも。

輪島の朝市至近のお店で食べた海鮮丼(能登丼)。器まで輪島漆塗りと、地産地消にこだわりまくっています。これで2000円とはリーズナブルかも。

富山湾はまさに、美味しい魚介類の宝庫。沖漬けが絶品なほたるいかや幻のプレミアム食材のどぐろ、つぶつぶ卵も内子もしっかり濃厚な香箱ガニ(ズワイガニのメス)などが、よく知られています。

中でも取材メシ的ベストヒットは、「能登丼」。ひと口に「のとどん」と言っても、実は奥能登地区の珠洲市、輪島市、能都町、穴水町が共同で企画したオリジナル海鮮丼のことを指します。

能登産のお米の上に能登で採れた魚介類をふんだんに盛り上げた贅沢な「お姿」は、思わず拝みたくなるほどの神々しさ。他のお店の「能登丼」にも、ぜひチャレンジしてみたいものです。

どうせだったらのんびりと……お泊まりスポット情報

最後に、一泊二日どころか二泊でも三泊でもしちゃうぞ!という気合いの入った皆さんのために、奥能登地域と中能登地域、そして口能登地域の3つのエリアでオススメの宿をご紹介しましょう。

ちょっと贅沢、がチョイスのキーワード。「百楽荘」は神秘的な九十九湾にまるで浮かぶように建てられた、隠れ家的高級ホテル。「加賀屋」は、能登島を一望する七尾湾に面した、由緒正しい名旅館です。

「ロイヤルホテル能登」のポイントは、お部屋のアップグレード。宿泊当日に空きがあるなど条件が満たされた場合は、とってもリーズナブルな料金で2ベッドルームにリビング付き、さらに外が見える浴室まである特別なスイートルームに変更することが可能です。運が良ければ、最高に贅沢な時間が楽しめますよ。

「能登九十九湾 百楽荘」洞窟風呂あり絶景あり、まさに大人の隠れ家リゾート

「和倉温泉 加賀屋」人生一度は泊まってみたい、超人気プレミアム温泉旅館

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