火災の原因は未だ不明です・・・
3月14日、スペイン・ヘレスサーキットで新しく建設された「FIM エネル MotoE™ワールドカップ」のための施設である「Eパドック」で火災が発生しました。その結果、ワンメイクレース車両の多くの「エネルジカ・エゴ」、そして多くの機材が消失することに・・・。
不幸中の幸は、この火災事故で怪我をした人が誰もいなかったことでしょう・・・。しかし、5月から始まる予定だった「FIM エネル MotoE™ワールドカップ」のカレンダーは、改定を余儀なくされることになりました。
現時点では、火災の原因は特定されていません。ただ事故当時には、レース車両のエネルジカ・エゴが充電されていたワケではないそうです。100%再生可能エネルギーを使用する「エコ」なロードレースとして注目されている「FIM エネル MotoE™ワールドカップ」ですが、従来のガソリン車とは異なる安全管理が、電気バイクを使ったレースを行う上で主催者には求められます。この悲劇を良い方に活かして、安全管理体制の確立に役立ててほしいですね・・・。
2019年は、カレンダーを変更して開催・・・と発表!
事故直後、世界中のモータースポーツファンの多くは、今年度の「FIM エネル MotoE™ワールドカップ」の開催は無理では? と心配しました。しかし、ドルナスポーツと関係企業各社はなるべく早くこの新しいカテゴリーを軌道にのせたいと考えているみたいです。
「FIM エネル MotoE™ワールドカップ」は今年中・・・2019年にレースを行う予定です! ひとまず、火災事故現場となったヘレスで5月3〜5日に開かれるスペインGPでは、MotoE™を開催できないことは決まりましたが・・・。近日中には修正されたカレンダーが発表されるとのことなので、その発表を待ちましょう!