昨年はチームで1勝に終わりましたが、今年の巻き返しに期待です!
モンスターエナジーの「黒」をまとったヤマハYZR-M1といえば、昨年まではサテライトチームのテック3のイメージでした。しかし、今年からはファクトリーチームのメインスポンサーにモンスターエナジーがなることがすでに伝わっていたので、バレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスの2人が乗る2019年型YZR-M1が「黒」になることは予想されてはいました。
バレンティーノ・ロッシ選手談(Monster Energy Yamaha MotoGPライダー)
「新しいシーズンのためのマシンやチーム体制、すべてのものをはじめて皆さんにお見せする機会であるチームプレゼンテーションをいつも楽しみにしています。ここ数ヶ月はリラックスする時間を持ったりトレーニングをしたりして過ごしました。このイベントは新しいシーズンのスタートが間近に迫っているという合図でもあり、ファンの皆さんと同じように今はシーズン開幕が待ち遠しい気持ちです。セパンテストは、ヤマハが冬の間に行ってきた仕事のすべてをひとつに揃えて、はじめて試す非常に重要な機会です。昨シーズンは終盤にかけて少しずつ調子が上がってきましたが、そこからさらに大きく2・3歩の前進を期待しています。またMonster Energyが今年、新たに私たちのチームに加わってくれたことをうれしく思います。長年にわたりヤマハと私をサポートしてくれているので、すでにお互いによく理解し合い、レースに対する情熱を分かち合っています。最後に新しいシーズンを待ちわび、再びM1に跨る日を楽しみにしてきました。今は例年以上に好調で、ハードワークをして昨年以上の成績を目指し、もう一度トップに立ちたいという強い決意にあふれています」
そして、ビニャーレスは「25」から「12」に!!!!
昨シーズン、チームに唯一の勝利をもたらしたビニャーレスですが、なんと多くのMotoGPライダーが"パーソナルナンバー"に固執する中、2019年から「25」から「12」にナンバーを変更することが明らかになりました! 心機一転、ということなのでしょうか、今シーズンにかける意気込みが感じられました。
マーベリック・ビニャーレス選手談(Monster Energy Yamaha MotoGPライダー)
「昨年に比べとてもたくさんの変更があるため、今年のチームプレゼンテーションは特別なものとなりました。特にチームとマシンのカラーが大きく変わり、私はそれを見た瞬間から新しいシーズンのスタートが楽しみになりました。新しいメインスポンサー、新しいチームカラー、そして個人としてはゼッケンナンバーも新しくしているため、まさに新しい幕が開けるという気持ちです。この数ヶ月間は、2019シーズンに向けた準備を整えてきました。リラックスする時間をとって英気を養いながら、多くの時間をトレーニングに割いてきたので、M1に乗る準備はできています。昨シーズンは、開幕時よりも調子を上げて終えることができました。この勢いを止めることなく開幕戦カタールに備えることが重要ですが、自分たちの状態と立ち位置を知るための最初の機会がセパンテストです。大いに期待しており、その時がくるのを楽しみに待っています。モチベーションに変わりはありません。新しいシーズンにすべてを賭けます」
これから始まるセパンを皮切りに始まる今シーズンの公式テスト、そして3月からのMotoGP開幕で、「Monster Energy Yamaha MotoGP」の2台がどのような走りを見せてくれるのか・・・ワクワクしながらその時を待ちましょう!