FTR1200カスタムから、変更されたデザインも多いです
スカウトFTR1200カスタムは、昨2017年の欧州ショーで公開されて話題を呼んだモデルです。そして今回公表されたスカウトFTR1200は、その量産化版ということになります。

いかにもカスタムしました! という仕上がりだったFTR1200カスタムに比べると、量産版FTR1200はいかにも市販車ならでは・・・というまとまり感がありますね。
www.facebook.com最高出力は120馬力!

シートカウルに埋め込まれたテールランプ
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FTR1200カスタムはレーサーのFTR750同様エキゾーストがアップ型でしたが、量産版はライダーの足にも優しいダウン型になっています。
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タイプは違いますが、量産版もブレンボのブレーキシステムを採用。倒立フォークのアウター径は43mm。ホイールトラベル量は150mmです。
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FTR1200カスタム同様、丸型のメーターを採用しています。シンプルで良いですね。
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サンダーブラックというカラーリングを採用。
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カンチレバー式のモノショックリアサスペンション。ホイールトラベル量は150mmです。
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シートは前端が燃料タンク後端とインテグラルなデザインです。このあたりはFTR1200カスタムのイメージを踏襲してますね。
www.facebook.comレース仕様のスカウトFTR750と異なり、同様のスタイルを確保しながらも、スカウトFTR1200カスタムは公道走行を前提とした作り込みがなされています。エンジンは市販モデルであるスカウトの1133cc水冷Vツインを、この車両のためだけに製作されたクロモリパイプ製トラスフレームに搭載。フルアジャスタブルのオーリンズ製フロントフォークとリアショックを装備し、専用製作の外装はドライカーボン製。車重は194㎏にまとまっております。
↑ こちらは公式サイトのスカウトFTR1200カスタムの説明ですが、量産版のスペックは下記のとおりです!
Engine & Drivetrain
型式水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク4.016 in x 2.898 in (102 mm x 73.6 mm) 圧縮比12.5:1 総排気量73 cu in (1,203cc) 電子制御式燃料噴射60mm径 最高出力120HP 最大トルク85 ft-lb (115.2 Nm)/6,000 rpm 変速機6速 変速比①2.769 ②1.882 ③1.500 ④1.273 ⑤1.125 ⑥1.036 2次減速比2.882 クラッチ型式湿式多板
Dimensions
全長90in (2,286mm) 全幅33.5in (850mm) 全高51.1in (1,297mm) ホイールベース60in (1,524 mm)最低地上高7.2 in (183mm) シート高31.7 in / 33.1 in キャスター26.3° トレール5.1 in (130 mm) 車重 (燃料なし/ 装備重量)488 lbs / 508 lbs (221 kg / 230 kg) 燃料タンク容量3.4 gal (12.9L) タイヤサイズ 前120/70R19 60V 後150/80R18 70V
Brakes
フロントブレーキ デュアル320mm x t5ローター + 4ピストンキャリパー リアブレーキ 265mm x t5ローター + 2ピストンキャリパー
アメリカでの価格は$12,999〜
アメリカのインディアン公式サイトによると、販売価格は12,999ドルから(約1,481,119円〜)となっています。はたして日本ではおいくらで販売されることになるのか・・・気になりますね!

ともあれ、早く日本で乗ってみて、その走りを確認したいモデルです!