編集部追記:2018年9月19日に公開された記事を2019年10月17日に一部更新しました
そもそも原付とは?
良く耳にする「原付」とは、一般的に原付一種という排気量50cc以下のバイクのことを指します。クルマの免許を取得すると原付の免許も自動的に付いてきます。原付の免許を単独で取得する場合は筆記試験のみでOKで、免許の中では最も手軽に取得できるものになります。HONDAの原付バイクだと、例えばこんな感じのモデルがあります♪
一方で原付特有の交通ルールも存在します。
50cc以上のバイクは法定速度がクルマと同じく60km/hであるのに対し、原付の場合は30km/h以下と定められています。他にも、右折する際に直進を2回繰り返す「二段階右折」をしなければならない交差点があったり、複数の車線がある場合には必ず最も左の車線を走る必要があったりと、乗る環境によってはちょっと面倒な決まりが設けられています。ちなみに、二人乗りもNGです!
身分証として免許証がほしい方はもちろん、大きな道路を走る機会が少ない方や、近距離での利用が多い方、まずは交通ルールを理解したい方は原付で十分でしょう。また、車両の価格もリーズナブルなものが多く、保険料もお手頃で車検不要な点もメリットと言えます。
それでは次に原付二種についてご紹介。原付と何が違うのでしょうか?
原付二種がアツい!
原付二種と言われるバイクは排気量50cc〜125ccのバイクのことを指します。先ほどご紹介した原付特有の制限が無く、法定速度60km/hまでOK、二段階右折も不要で車線も自由に走れます。二人乗りもOKですよ。高速道路には乗れませんが、日常のアシとしては十分な自由度でしょう。
原付二種のバイクに乗るためには、小型限定普通二輪免許が必要です。免許取得には学科試験に加えて技能試験を受ける必要がありますが、マニュアルは最短3日、オートマは最短2日で取ることができます。
小型限定普通二輪免許の次に大きな排気量のバイクに乗れる免許は“中免(チューメン)”とも呼ばれる普通自動二輪免許で、こちらは400cc以下のバイクが対象です。こちらは取得までに通いで通常1ヶ月以上、合宿でも1週間以上かかりますので、それに比べるとはるかに手軽であることがわかりますね。
バイク、普通二輪と大型二輪免許所持者どっちが多いか知りたい方はこちらをどうぞ。
それでは、小型限定普通二輪免許どんなバイクに乗れるようになるのでしょうか? 早速見ていきましょう!