ラリー界のリビング・レジェンドなライダー/ドライバー!
1990年代にパリダカ2輪部門のファンだった方にとって、ペテランセルは神のような存在でしょう。1965年フランス生まれのペテランセルは、1988年にヤマハに乗りパリダカデビュー。そして1991、1992、1993、1995、1997、そして1998年と、ヤマハで6度パリダカ2輪部門のタイトルを獲得しました!
1999年からは4輪に転向。2003年に三菱のワークスチームに加入し、2004、2005、2007年に優勝。2012、2013年はミニで優勝し、2016、2017年はプジョーで優勝・・・勝ちすぎだろっ! ってツッコミたくなるほどの強さを誇るライダー/ドライバーです!
2輪ファン・・・とりわけヤマハファンにとっての英雄であるペテランセルを、新しいアドベンチャーモデルであるテネレ700のプロモーションに使うのは、至極当然なことかもしれませんね。
モロッコの砂漠で、ペテランセルとテネレ700が躍動します!
どうでも良いエピソードですが(苦笑)私がペテランセルに「様」をつけるようになったのは、1990年の第2回ギドンドール(いわゆるスーパーバイカーズですね)での走りを見てからです。
ワイン・ガードナー、エディ・ローソン、ウェイン・レイニー、ランディ・マモラ・・・などなど、並み居る世界ロードレースGP500ccクラスのライダー相手に、ヤマハYZ490で互角以上の走りを披露したペテランセルに私はすっかりシビレて(死語)しまいました! 余談ですが、このころ日本ではピーターハンセルとか、ペーターハンセルと呼ばれることが多かったですね・・・。
このレースを見て、「こいつぁ、将来スゴイライダーになるな・・・」と思った当時ハタチそこそこの私でしたが、その後1990年代のペテランセルのパリダカでの大成功ぶりをみて、「うんうん、オレの目に狂いはなかった・・・」とひとりごちたものでした(苦笑)。
随分と遠回りしてしまいましたが・・・本題に戻りましょう・・・。オールドファンには感涙モノの、ペテランセルとテネレ700がモロッコのデューンを駆け回る勇姿をお楽しみください!
続きは動画で確認していただくとして・・・テネレ700、良さげですねぇ・・・早く日本でも乗ってみたいバイクの1台です!