年間100本以上の映画を鑑賞する筆者が独自視点で今からでも・今だからこそ見るべき映画を紹介。
2018年8月31日公開の話題作『アントマン&ワスプ』を一足先に観てきました。

身長1.5cmから20mまで伸縮する”わがままボディ”の持ち主アントマン

小さくなったり大きくなったり。天才科学者ピム博士が開発した特殊スーツを着ることによって、身長1.5cmから20mまで伸縮することができる、それがアントマン。その名の通り、蟻を交信可能で彼らを手足のごとく操ることも可能なヒーローだ。

スーツを着るのは元窃盗犯のスコット・ラング。お調子者だが娘の幸せをひたすら願い、さらに他人を救うために命を賭けてしまう義侠心の持ち主だ。だから2年前の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」ではキャプテン・アメリカ側に立って戦うことで”国連に対する反逆行為”をしてしまうことになる。(実は先だって公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にアントマンが姿を見せることがなかった理由はそこにある・・・)

この夏話題騒然間違いなしのアクション娯楽ムービー

今回、アントマンの特殊スーツを開発したピム博士とその娘ホープの危機を救うために、スコットは再びアントマンとして戦うことになる。ピム博士が持つ特殊なテクノロジーを狙う様々な敵を躱しながら、スコットはアントマンとしての自覚と、同じくスーツを着てスーパーパワーを使いこなすピム博士の娘ホープとのパートナーシップを確立させていく。

本作はマーベルが誇るドル箱プロジェクト、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の大団円「アベンジャーズ4(仮称)」(2019年公開予定?)へと続く伏線であり、同時に女性ヒーローを活躍させていくマーベルの新しい試みの流れでもある。とはいえ、アベンジャーズを全く知らなくても十分楽しめる男女のスーパーヒーローが活躍するバディムービーとして完成されており、カップルにとってもファミリーにとっても鑑賞するに足る娯楽作品に仕上がっている。
(ただ、ラストシーンは、やはりアベンジャーズシリーズを知らないとキョトンとなるかもしれない)

ちなみに、ワスプとは、Wasp。スズメバチを意味しており、実際ホープのスーツは羽を使って飛ぶことができる。(White Anglosaxon Suburban Protestantとは当然全く関係がない)
正直羽アリに乗って飛ぶアントマンより、魅力的なスーツになっている。

画像: 「アントマン&ワスプ」日本版本予告 www.youtube.com

「アントマン&ワスプ」日本版本予告

www.youtube.com
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