THE「デカいバイク」の決定版
最近じゃCB1000Rっていう新しいCBシリーズが生まれましたけど、やっぱりホンダの大排気量スポーツっていったらコレ!
CB1300 SUPER FOURです。
久しぶりに乗って感じました。どんなに新しいバイクが出てきても、やっぱりCB1300ってホンダのフラッグシップモデルなんですね。
眺めているだけで満足です、この貫禄。やっぱバイクってこうだよなぁ……って問答無用に納得させられる迫力があります。
奇抜さの無い、完全な正攻法。だからどこにも隙がありません。
ライダーそれぞれで趣味に違いはあるけど、バイクが好きな人なら誰にでも「いいよね、こういうの!」って言わせてしまう堂々とした強さを感じます。
それに跨ってみると、本当にデカい。まず跨った状態で眼下に見下ろすタンクのデカさがヤバい。
なんと言っても燃料タンク容量21Lですから(笑)
ちょっとしたアドベンチャーバイク以上の容量です。でも、これがまた満足感なんですよ。
『デカいバイクに乗ってるぜ』感がハンパじゃない……
でも跨ってハンドルを持つとしっくりくる。日本人の体型にジャストフィット設計なんです。腕の余裕も、膝の曲がりもちょうどいい。
ちなみにシートの座り心地は、そこらのツアラーには絶対に負けません。超快適のひと言。柔らかいけどコシがある、絶妙なサジ加減と言うしかありません。
そして、なぜかわからないんですけど……このバイクに跨ると気が引き締まります。
これは“スゴいもの”だと直感でわかる。
よし、乗るぞ……って、気合が入るんですね。
走る前から内に秘めた「スゴさ」を感じさせられます。
この感覚、おそらく1991年のCB1000SFから続くBIG-1シリーズに乗ったことがある人には、共感を頂けると思っています。
ところでシート高は780mm。デカいけど足着き性が良いのが、CB1300の特徴です。
ちなみに重量は268kg。ぶっちゃけ重いです。
だけど、ボクはこれでいいと思う。もちろん軽いのはバイクにとって美点ですが、この重厚感を目の前にすると重くて当然だよなって感じるんです。
それに排気量1300ccのエンジン積んでますからね。冷静に考えれば、軽い訳がない(笑)
それもふまえての王者感。ホンダの「CB1300」なんだと思うんです。
ホンダの考える「ビッグバイク」らしさ
そして走ってみると、すぐに感じることがあります。
『ああ、これが大排気量のバイクに乗るっていうことなんだな』
って、走り出して1分以内に脳が理解するんです!