先週末の「近畿選手権シリーズ第2戦 鈴鹿サンデーロードレース JSB1000《8耐トライアウト》クラス」は、3回用意された鈴鹿8耐の出場権獲得をかけた「トライアウト」のファイナルとなります。上位14位に付与される出場権を争い、37台のライダーが熱い戦いを繰り広げました!

複数エントリーで、出場権獲得を狙うチームが多かったです

近畿選手権の鈴鹿サンデーロードレースはいわゆる地方戦のひとつですが、5月27日の一戦は鈴鹿8耐出場に向けてのラストチャンスだったため、いつもとは異なる緊張感に満ちたレースになりました。

画像: 全日本JSB1000クラスとは違い、プライベーターたちだけで競われる地方戦ですが、トライアウトFINALとなった今回のレースは普段よりも「熱」を帯びたレースとなりました。 youtu.be

全日本JSB1000クラスとは違い、プライベーターたちだけで競われる地方戦ですが、トライアウトFINALとなった今回のレースは普段よりも「熱」を帯びたレースとなりました。

youtu.be

トライアウトFINALの通過条件は、上位14位までに入らないといけない・・・ですが、出場権はチームに付与されるものなので、自力で出場権を得ることができるのは残り14チームということになります。

14位までに入ることがまずは大事なので、今回はダブルエントリーしているチームも多かったです。どちらかのライダーが14位までに入れば・・・という作戦ですね。なおダブルエントリーしているチームのライダー両方が、14位まで入賞する可能性あるわけですから、その場合は15、16位でも出場権を得ることができたりもする・・・可能性もあるわけです。

画像: 運命のスタート! 決勝レースは12周で競われました。 youtu.be

運命のスタート! 決勝レースは12周で競われました。

youtu.be

最後の最後のチャンスは・・・主催者推薦ですが・・・

決勝スタート直後の1コーナーで転倒するライダーがいるなど、トライアウトFINALは気合が空回りして悪い方へ向いてしまったライダーもいました。このレースは各ライダーにとって14位以内をキープすることが最大のミッションですから、気合を保ちつつ冷静に14位以内という順位を守らないといけない・・・という難しいレース運びを強いられたと思います・・・。

画像: 通常のレースは首位争いが最大の焦点でしょうが、トライアウトFINALは「足切りライン」となる14位をかけての攻防にも大きな注目が集まりました・・・。 youtu.be

通常のレースは首位争いが最大の焦点でしょうが、トライアウトFINALは「足切りライン」となる14位をかけての攻防にも大きな注目が集まりました・・・。

youtu.be
画像: 14位までの決勝結果。なお同チームのライダーが上位14位までに複数入っているチームが含まれるため、15位以下からの繰り上がりの可能性もあります。 http://www.suzukacircuit.jp/result_s/2018/sundayr/0527_jsb1000_f.html

14位までの決勝結果。なお同チームのライダーが上位14位までに複数入っているチームが含まれるため、15位以下からの繰り上がりの可能性もあります。

http://www.suzukacircuit.jp/result_s/2018/sundayr/0527_jsb1000_f.html

今回トライアウト通過の14位以内に入れなかったチームには、伝統ある社員チームであるスズキの浜松チームタイタン、そしてホンダのHonda向陽会ドリームレーシングチームやHondaブルーヘルメットMSCの名前もありました。今の鈴鹿8耐に参加することのハードルの高さを、改めて実感させられますね。

正式なトライアウトFINAL通過チームは公式発表がまだなので、正式発表を改めてお伝えしたいと思います。なお残念ながら自力でトライアウト通過できなかったチームにとって、「最後の最後」の出場権獲得のチャンスとなるのは「主催者推薦枠」ですが、用意されるのはわずか5チーム・・・ということになります。こちらも正式に発表され次第、お伝えいたしたく思います。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.