フィラデルフィアに自身の電動自転車のワークショップを構えるMike Moser氏のフィラデルフィアにおける電動自転車の状況をインタビューした記事を紹介します。

2014年に電動自転車が合法に

画像: 2014年に電動自転車が合法に

2014年の8月にペンシルバニア州が合法化したことでフィラデルフィアにも一気に広まった電動自転車。それまでは誰も知らなかった、もしくは興味を持たなかったこの分野にいち早く参入したMike Moser氏によると、初期費用のかかる電動自転車に尻込みしていた人たちも年間を通して公共機関を利用する金額や時間的な制約を考えると電動自転車の方が理にかなっていると認識し始め、また最初は盗難の恐れから価格の抑えられたモデルを購入するが、より高性能(主にパワー面において)を選ぶようになってきたと。

画像: evnerds.com
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ペンシルバニア州は自転車専用道路や自転車専用レーンの増設に多くの予算を費やし、自転車を利用する人に便利になってきています。またフィラデルフィアは坂の多い街で電動自転車は重宝されます。最初は性能の低い電動自転車を選ぶ人も使っているとよりパワーのある(坂を上るのに困らない)モデルに買い換えるようです。最初に買われるのは比較的安価な250Wから750Wのモーターを装備したモデルで、それに物足りなくなると1000W以上2500Wのモーターを装備したモデルが主に選ばれます。

画像: バイトに行くのも楽しそう evnerds.com

バイトに行くのも楽しそう

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画像: モタードテイストで速そ〜 evnerds.com

モタードテイストで速そ〜

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今後の見通しとして電動自転車がアメリカにおいて更に普及し、高級なモデルへの需要が強くなってくると予想するMoser氏。自身のショップでも3000Wオーバーのモデルの用意を進めていくそうです。アメリカは自動車大国のイメージですが、カリフォルニアなどの西海岸、ニューヨークの東海岸でも電動自転車が注目をされているので一気に盛り上がるかもしれませんね。

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