ありそうで、そんなに無いような犬がらみの2輪車？
犬は太古から人間と一緒に暮らしてきた動物です。だから犬にちなんだネーミングの2輪車とかたくさんあってもいいような気がしますが、思うほどないなぁ、と探してみて思いました。馴染み深い動物だから、あえて使わないのかも？ なんて思ったり・・・。
犬・・・で真っ先に思い浮かんだのは、イタリアのパリラです。こちらは同社を代表するハイカムOHV単気筒250ccのスポーツモデル、250GS（1962年）です。その燃料タンクに描かれるのは同社のブランド名と、駆けるグレイハウンドの姿です。
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こちらはズバリ、グレイハウンドというパリラ製スクーターです。パリラのスポーツモデルはいずれもスタイリングが美しいのですが、これはちょっと・・・スタイリッシュとは言い難いカタチです（失礼）。
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日本代表・・・といえば？ こちらのダックスホンダですね！ 小径ホイールで車高が低く、同社のモンキー系よりはホイールベースが長いその姿が「ダックスフンド」みたいだから、この愛称が与えられたワケです。
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第二次大戦時に英国で開発された、パラシュート降下兵の足になる軍用車、エキセルシャー・ウェルバイクの民間向けモデルが、1946年にできたコーギーモーターサイクルの「コーギー」です。エンジンは2ストローク98cc単気筒で、その姿形が胴長短足のコーギーに似ていることからこの名前になりました。
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こちらはちょっと変わり種・・・。1936年のベロセット350単気筒のワークスマシンですが、このモデルには「ドックケンネル」＝犬小屋という愛称が与えられました。エンジンの最上部のロッカーボックスの形状が、犬小屋に似ているところがその命名の着想でした。
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紆余曲折はあるのですが省略します（笑）。こちらの原動機をつけたモデルは、イタリアのドゥカティの第一号機となったクッチョロ＝子犬です。この手の第二次大戦後の原付自転車は2ストロークが多かったのですが、クッチョロは4ストローク単気筒を採用する点が大きな特徴でした。
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トライアンフは伝統的にネコ科のトラ＝タイガーのネーミングを好んで採用していますが、この1955年型の小型車T15（4ストロークOHV150cc単気筒）は、テリアという名前が与えられていました。しかし、その改良型のT20からはネコ族へ・・・。タイガーカブ＝トラの子供、になっています。
en.wikipedia.orgう〜ん、パッと思いつくのをあげてみましたが、このほかにも犬に縁のある2輪ってありましたっけ？ もし漏れているのがありましたら、お手数ですがコメント等でツッコミ入れてください（苦笑）。
愛犬家の方も、そうでない方も？ 戌年の今年もロレンスをよろしくお願いいたします！
Un Bull dog qui fait de la moto
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