富士といったら、やっぱりコレですね?
そもそも一富士二鷹三茄子って、なんでこの夢が縁起良いの? と思ってしまいますが、江戸幕府を開いた徳川家康の駿河国ゆかりの説とか、その理由には諸説があるようです。ただ、江戸時代以降に広まった話であるのは確かなのでしょうね・・・。
富士は日本一の山・・・まず富士といえば富士重ですね(←強引な話の進め方)。富士重といえばスバルブランドのクルマ・・・がおなじみですが、4輪生産をする前の1950年代の富士重を支えたのは、ラビットというブランド名が与えられたスクーターでした。
元々航空機を作っていた中島飛行機が、敗戦により航空機生産を禁じられたことから、平和産業への転換の策として選んだのがスクーター生産でした。同じ理由でスクーターを作った三菱の「シルバーピジョン」とともに、ラビットは国産スクーターの雄として1950〜1960年代に「庶民の足」として、多くの人に愛されました。
ふわふわした乗り心地が特徴のS301系などに乗って、富士山のまわりをツーリングする初夢なんか見たら・・・確かに縁起が良さそうですね(←強引な結論への誘導)。今年は戌年ですが、ラビットということで卯年の初夢でしたら、モアベターだと思います!
鷹・・・の名が与えられたバイクはいろいろありますが・・・
鷹といえば、強い鳥・・・というイメージですよね。英語で鷹はホークですが、ホークといえば多くの日本のライダーは、暴走族や旧車會の人たちに人気のホンダホークシリーズをイメージするのではないでしょうか?
なお、このホークという名称、ホンダが国内向けに使ったのは1970年代のホークシリーズからですが、そもそも輸出向けのCB72/77から、ホーク/スーパーホークというペットネームが使われておりました(ホンダファンならば常識ですね?)。
1970年代のホークシリーズ以降も、ホークの名前はいろんなホンダ車に使われています。そんな伝統あるネーミングのホークに乗って走る・・・という初夢も良いですね! でも、熱烈なヤマハファンとかスズキファンとかカワサキファンとか、ホンダファン以外にとってはナイトメアな初夢かもしれませんね(苦笑)。
なすび・・・う〜ん、これは難しいです(苦笑)
成す・・・と読めるので縁起いいというナスですが・・・これをモーターサイクルに絡めるのは難しいです・・・。
ナスは北米圏・豪州の英語でEggplant・・・直訳すると「卵植物」ですが、これは彼の地のホワイト・エッグプラントを見れば納得のネーミングではあります。
ということで? 無理やりタマゴを絡めて、話を進めます! モーターサイクルでタマゴ・・・といったら、そう誰もがイメージするのがイタリアのモトビですね!(←超強引)
・・・やはり、ちょっと無理がありますかね? それではナスは紫・・・ということで、紫色のモーターサイクルに話を強引に持っていきます!
そういえばこのCM400Aに使われている空冷4ストローク並列2気筒エンジンは、CB400Nと同系統ですね。ホークとナスビ、いっぺんにそのご利益? にあやかれるプリンスの愛機は、とても縁起の良いバイクだったと言えるかもしれません・・・? このバイクで富士山周辺にツーリング行けば、パーフェクトな初夢になるでしょう! (←とことん、強引に進めて申し訳ありません。反省しております・・・)