一富士二鷹三茄子・・・とは、初夢で見ると良いもの、とされているものを順に並べています。1月1日の夜に見る夢・・・初夢をバイクネタで見るとしたら・・・? はい、ご想像のとおり、くだらないネタ記事なのでお気楽にごらんいただければ幸いです(苦笑)。

富士といったら、やっぱりコレですね?

そもそも一富士二鷹三茄子って、なんでこの夢が縁起良いの? と思ってしまいますが、江戸幕府を開いた徳川家康の駿河国ゆかりの説とか、その理由には諸説があるようです。ただ、江戸時代以降に広まった話であるのは確かなのでしょうね・・・。

富士は日本一の山・・・まず富士といえば富士重ですね(←強引な話の進め方)。富士重といえばスバルブランドのクルマ・・・がおなじみですが、4輪生産をする前の1950年代の富士重を支えたのは、ラビットというブランド名が与えられたスクーターでした。

画像: 2ストローク150cc単気筒エンジンを搭載したラビットツーリング。その名が示すとおり、当時世界的に流行した「ツーリングスクーター」というジャンルを意識したモデルです。 en.wikipedia.org

2ストローク150cc単気筒エンジンを搭載したラビットツーリング。その名が示すとおり、当時世界的に流行した「ツーリングスクーター」というジャンルを意識したモデルです。

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元々航空機を作っていた中島飛行機が、敗戦により航空機生産を禁じられたことから、平和産業への転換の策として選んだのがスクーター生産でした。同じ理由でスクーターを作った三菱の「シルバーピジョン」とともに、ラビットは国産スクーターの雄として1950〜1960年代に「庶民の足」として、多くの人に愛されました。

ふわふわした乗り心地が特徴のS301系などに乗って、富士山のまわりをツーリングする初夢なんか見たら・・・確かに縁起が良さそうですね(←強引な結論への誘導)。今年は戌年ですが、ラビットということで卯年の初夢でしたら、モアベターだと思います!

画像: Subaru Vintage Garage- Fuji Rabbit Scooter youtu.be

Subaru Vintage Garage- Fuji Rabbit Scooter

youtu.be

鷹・・・の名が与えられたバイクはいろいろありますが・・・

鷹といえば、強い鳥・・・というイメージですよね。英語で鷹はホークですが、ホークといえば多くの日本のライダーは、暴走族や旧車會の人たちに人気のホンダホークシリーズをイメージするのではないでしょうか?

画像: こちらはあまり「族」っぽくないホークといえる、ホンダCB400N HAWK III(1978年)です。上位機種のCB750/900Fのような、外装パーツが流れるようなラインを描くインテグラルデザインが特徴です。 ja.wikipedia.org

こちらはあまり「族」っぽくないホークといえる、ホンダCB400N HAWK III(1978年)です。上位機種のCB750/900Fのような、外装パーツが流れるようなラインを描くインテグラルデザインが特徴です。

ja.wikipedia.org

なお、このホークという名称、ホンダが国内向けに使ったのは1970年代のホークシリーズからですが、そもそも輸出向けのCB72/77から、ホーク/スーパーホークというペットネームが使われておりました(ホンダファンならば常識ですね?)。

こちらのカタログの上に載っているのが、スーパーホークことCB77です。4ストロークOHC2気筒305ccを搭載し、国内外のモータースポーツでも活躍しました。なおこのタイプはフロントフォークのスライダーがアルミになった後期型です。

gregwilliams.ca

1970年代のホークシリーズ以降も、ホークの名前はいろんなホンダ車に使われています。そんな伝統あるネーミングのホークに乗って走る・・・という初夢も良いですね! でも、熱烈なヤマハファンとかスズキファンとかカワサキファンとか、ホンダファン以外にとってはナイトメアな初夢かもしれませんね(苦笑)。

なすび・・・う〜ん、これは難しいです(苦笑)

成す・・・と読めるので縁起いいというナスですが・・・これをモーターサイクルに絡めるのは難しいです・・・。

ナスは北米圏・豪州の英語でEggplant・・・直訳すると「卵植物」ですが、これは彼の地のホワイト・エッグプラントを見れば納得のネーミングではあります。

画像: 真ん中が「ホワイト・エッグプラント」です。その左右は鶏の卵です・・・念のため? en.wikipedia.org

真ん中が「ホワイト・エッグプラント」です。その左右は鶏の卵です・・・念のため?

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ということで? 無理やりタマゴを絡めて、話を進めます! モーターサイクルでタマゴ・・・といったら、そう誰もがイメージするのがイタリアのモトビですね!(←超強引)

画像: こちらは1962年型のモトビ カトリア175です。OHV水平単気筒のエンジンが、タマゴのような形をしています。なお同社の2ストロークモデルも、水平シリンダーのレイアウトでタマゴ形状でした。 revivaler.com

こちらは1962年型のモトビ カトリア175です。OHV水平単気筒のエンジンが、タマゴのような形をしています。なお同社の2ストロークモデルも、水平シリンダーのレイアウトでタマゴ形状でした。

revivaler.com

・・・やはり、ちょっと無理がありますかね? それではナスは紫・・・ということで、紫色のモーターサイクルに話を強引に持っていきます!

1923年型スコット フライングスクワレル。水冷2ストローク並列2気筒486ccエンジンを搭載する英国車で、同社のシンボルカラーは紫でした。

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画像: 紫のモーターサイクル・・・といえば、映画「パープルレイン」でプリンスが乗った1981年型ホンダCM400Aですね! (←強引ですいません) tower.jp

紫のモーターサイクル・・・といえば、映画「パープルレイン」でプリンスが乗った1981年型ホンダCM400Aですね! (←強引ですいません)

tower.jp

そういえばこのCM400Aに使われている空冷4ストローク並列2気筒エンジンは、CB400Nと同系統ですね。ホークとナスビ、いっぺんにそのご利益? にあやかれるプリンスの愛機は、とても縁起の良いバイクだったと言えるかもしれません・・・? このバイクで富士山周辺にツーリング行けば、パーフェクトな初夢になるでしょう! (←とことん、強引に進めて申し訳ありません。反省しております・・・)

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