タイヤの空気圧と空気の温度が目に見える!
巷ではミニバンが人気ですけど、それでもやっぱりスポーツカーが好き!という皆さん、今回はわたくし、愛車にタイヤ空気圧モニタリングシステム「エアモニ X」を装着してみました。
このタイヤ空気圧モニタリングシステム、通称TPMSと呼ばれるアイテムはこれまでにもありましたけれど、本体に電源引いたり、センサーをタイヤ内部に装着したりと、取り付けが面倒だったんですよ。
しかし、そんなネガティブが一切無いアイテムを見つけたので装着してみた次第です。
装着が簡単すぎる「エアモニ X」
それがコチラ! プロテクタというメーカーが出している「エアモニ X」です。もう見ての通り、4輪の空気圧とタイヤ内空気の温度がわかる優れモノです。
見た目にもカッコいいんですが、これのお気に入りポイントは装着がものすごく簡単ってところ。ご覧ください!
まず本体としてのレシーバーですが、コンパクトなのでどこにでも置けます。追加メーターみたいな気分になってインテリアとしての満足度が高いです。ボクは追加メーターが大好きなので(笑)
ちなみに空気圧の上限を最大3.5Barまで設定できて、上限を超えると警告してくれます。3.5Bar(バール)はタイヤ空気圧によくある単位に直すと350kPa(キロパスカル)となります。
そして、スゴいのはココ!
マグネットの台座を両面テープで装着した場所に張り付けて、その上に本体をくっつけるだけ!
絶妙な磁石の力です。ボクのクルマはサスが固めなんですが、クルマが段差で跳ねても脱落することはありませんでした。それでいて本体を取り外す時はポコンと簡単に外れます。
しかも!
充電式なんです! だから、車内から電源を取る必要がありません。面倒じゃないし、配線が無いので見た目にもスッキリ。真面目な話、ここがかなりのお気に入りポイントです。
まだ何とも言えませんが使ってみた感想だと、1回の充電だけでも、電池はけっこう長持ちしそうな予感です。電池そのものの寿命は最長約2年と説明書にありました。充分ですね!
ちなみに充電用のUSBケーブルが付属します。シガーソケット用のアダプタも付属しますから、電池切れで無用の長物になることがありません。
センサーも外付けなので簡単&安心!
こちらはタイヤ側に装着するセンサーです。脱落防止のロックナットとロックナット用のスパナも付属。これをタイヤのエアバルブのキャップとして装着するわけです。
Aが左前輪、Bが右前輪、Cが左後輪、Dが右後輪。面倒なセットアップなどは必要ないので、そのまま装着するだけでOKです。
エアバルブのキャップを外して、まずはロックナットを先につけます。ロックナットは無しでも機能には問題ありませんが、心配性な私は装着する派です。
そして、センサーを装着してから、ロックナットで固定。
これだけです。簡単すぎてビビります(笑)
ちなみにわたくしキタオカ、以前にセンサーをタイヤ内部に装着する別の製品を使っていたのです。しかし、1年くらいでセンサーが電池切れになり、次にタイヤを外すまで電池交換ができないため無用の長物になるという苦しみを味わいました。
でも、エアモニ Xはタイヤの外側にセンサーを装着するので電池交換がすぐできる!
センサーはボタン電池なので、簡単に手に入りますしね。ボクにとっては感動ポイントです(笑)
しかも、空気圧を測ってみたら……
ドンピシャの2.4KPaですよ!? すごいな、エアモニ X! こういうのって0.1~0.2KPaくらいは誤差が出るものだと思っていたのですが、まさかドンピシャだとは……これは良い買い物をした気分になりますね!
ちなみに本体は停車して30秒くらい経つと、スリープモードに移行、節電します。そして時速30kmくらいになると復帰します。賢いですねぇ。
クルマ好きの皆さんには釈迦に説法だと思いますが、タイヤの性能、特にスポーツカーに履くスポーティなタイヤは冷えていると本来の性能が発揮しにくい場合が多いです。軽快な走りを楽しむためにはエアが適性に充填されていることが大前提! だから、これさえあれば、楽しい走りを常にキープできるってもんです。
もちろんパンクやバーストなどのトラブル対処にも役立ちますから安全面にも貢献します。
特にこれからの季節は、寒さによって"思っていたよりもエアが少ない”状態になりがち。
走りにこだわるご同輩の皆さまがた、安全と「楽しい走り」のためのエアモニ X、こいつはかなりおすすめですよ!