11月下旬のサンクスギビングデー(感謝祭)からニューイヤーまで、アメリカではホリデーシーズンで盛り上がりますが、ニッポンの皆さまはどのような予定を立てていますか? なお私は、ノープランです・・・(苦笑)。

12月は大嫌いなんです(苦笑)。

じつは12月は聖ミヤケン(1969〜)こと私の誕生月なのですが、私子供の頃から12月キライなんですよね〜(苦笑)。生まれたときは「なんで忙しい年の瀬に生まれてくるかね?」と祖母に嫌味を言われ、幼少期はクリスマスに誕生日が近いから誕生日とクリスマスのプレゼントはひとまとめ・・・。学生のころはそれなりに若者らしいクリスマスを楽しく過ごしたりもしましたけど、社会人になってからは20数年ずっと出版の仕事しているから連日連夜の忘年会と毎年年末進行でワチャワチャ・・・。

最近はすっかりすたれた観がありますが、昔は出張校正というのがあって印刷所でクリスマスを過ごすことが常態化してましたね・・・(遠い目?)。そして年末年始は皆さん休暇で連絡つかず段取りが捗らないから、1月編集の作業が超忙しくなる・・・オマケにこの季節は外ロケの撮影に適した時間が10:00〜14:00くらいなので、撮影も大変なんですよ(フィルム時代は特に・・・)。

・・・ということ? で、ここでは大キライな12月を超楽しみにしている体裁を繕うことに挑戦してみようと思います(笑)。

その1 寒い季節は温もりが欲しいですね・・・

私たちバイク好きにとっては、12月は寒い冬が本格到来するのもイヤですよね・・・これから3ヶ月くらいはズッと寒いなかバイク乗るのか・・・と思うとブルーになります。雪の降る地方の方からすると、冬でもバイクに乗ることができる地方の人はゼイタクだ! とお思いになるでしょうけど。

そんなワケで少しでも寒い冬を快適に走るために、電熱式のライディングギアがちょっと気になってます。私、試したことないのですが、評判を聞くと一度使うと手放せなくなるくらい快適とか。

私がもっぱら乗るのは発電系がショボイ古いバイクなので、本車のバッテリーから電力取り出すタイプよりも、バッテリー式のほうがいいのかな? とか考えたりしてます。皆さんのオススメがあったら、ぜひリコメンドのコメント書きこみください!

画像: モーターマガジンのウェブショップ、「MM Style」で紹介されているクラン(KLAN)ホットインナージャケット(21,384円・税込)。 mm-style.jp

モーターマガジンのウェブショップ、「MM Style」で紹介されているクラン(KLAN)ホットインナージャケット(21,384円・税込)。

mm-style.jp

その2 あこがれのグリップヒーター

ツーリング取材とかで現行機種に乗っていると、冬の季節はグリップヒーター装着車のありがたさを強く感じます。私、普段はドイツ人が使うようなゴツイ防寒グローブ愛用しているのですが、やっぱり厚手の造りゆえにゴワついたりするので、操作感はあまりよろしくありません・・・。

純正グリップヒーター付いている車両だと防寒グローブとか使わなくて済むので、操作感は他の季節のときと変わりません。これ、結構バイクの乗り味を楽しむうえで重要だったりするんですよね。

グリップヒーターも電熱ウェア同様、電気を使って暖をとる仕組みなので、これも発電系の弱い古いバイクではどうなのかな・・・と思うのですけど。旧車で使っている皆さまのモニター的コメントをお待ちしております(人任せですみません・・・苦笑)。

画像: こちらはデイトナ製の「HOT GRIP ヘビーデューティー4Sn」。おネダンは7,000円くらいとリーズナブルですが、その使い心地はいかがなものでしょう? www.daytona.co.jp

こちらはデイトナ製の「HOT GRIP ヘビーデューティー4Sn」。おネダンは7,000円くらいとリーズナブルですが、その使い心地はいかがなものでしょう?

www.daytona.co.jp

その3 ツーリングバイクが欲しい!

私、年間10数戦くらい、古いバイクを使ったロードレース、モトクロス、トライアルのモータースポーツ活動を毎年行なっているのですが、そういう生活をしていると使用するマシンのパーツ代とかエントリーフィーとか遠征での交通費・宿泊費とかでそれなりに出費がかさみます。しがない自営業者ゆえ万年手元不如意なので、ここ数年は余暇をストリートバイクで楽しむという遊びに費やす予算を捻出できないんですよね・・・。

今、ナンバーが付いている車両といえば、およそツーリングとかには不向きなトライアルバイク1台のみ(1986年型ファンティック201)。市街地は3速発進ですぐに6速へシフトアップ、赤信号の交差点が迫ったら忙しくシフトダウン・・・の繰り返しで非常に疲れます(←当たり前)。

そこで来年からは参戦数を減らし、普通のバイク乗りに回帰しようか・・・なんてことも考えたりしてます。手元にある不動車を直して登録して、それをツーリングバイクに仕上げる・・・というのが現実的なのですが、それだとココでは記事にならないので(笑)、理想のツーリングバイクを選ぶことにしました。

画像: 1954年型ビンセント ラピード シリーズCは、4ストロークVツイン998cc(OHV)を搭載する当時のスーパーバイクです。 www.coys.co.uk

1954年型ビンセント ラピード シリーズCは、4ストロークVツイン998cc(OHV)を搭載する当時のスーパーバイクです。

www.coys.co.uk

はい、選びました! 1950年代を代表する英国製スーパーバイク、ビンセントのラピードです! この時代ですでに有用なリアスイングアームを採用し、160km/hの巡航速度を可能とするハイパフォーマンスを具現化していました。そして10万マイル(約160,934km)走ってもオーバーホール不要という耐久性の高さ・・・これは完璧なツーリングバイクですね!

以前何度か仕事で、最強のホットバージョンであるブラックシャドウに乗せていただいたことがあるのですが、この時代でこんなスピードで巡航できるんだ・・・という性能の高さにはホレボレしました。あと10年くらいして体力がガタガタに落ち込んだら、後期型のビンセントVツインに用意されたハンドレバー式センタースタンドと現代の技術で作られたセルモーターを装着し、さらに25年くらいしてソロは無理な身体・・・となったらブラックネルかワトソニアンのカーを装着して、サイドカーとして楽しもうかと思います。

性能は当然55馬力のブラックシャドウのほうが上ですが、45馬力のラピードでも十分ですし、こちらのほうがブラックシャドウより安いです。またビンセントフリークが作った1,200ccキットとか使ってチューニングすれば、ブラックシャドウをはるかに上回るスーパークラシックに仕立てることも可能です・・・。

うん、我ながらかなり完璧な計画・・・と自己満してましたが、某海外オークションに出品されたこの1台・・・4万英ポンドから5万英ポンドの予想価格がついてました・・・。つまり、600万円から749万円くらいってコトですね・・・。はい、コレ買うのはヤメにします。電熱ウェアとかグリップヒーターつけても大丈夫な発電系が付いてなさそう・・・というのが、諦めた理由です(苦笑)。

皆さん、素敵なホリデーシーズンをお楽しみください

・・・と、いうことで私のホリデーシーズンの計画は頓挫? しましたが、皆さんは素敵なホリデーシーズンをお過ごしください。私は師走でにぎわう世間を呪いながら、例年どおり馬車馬のように働きつつ、みなさまの幸せを祈っております(←けっしてウソではないです。念のため?)。

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