改めて、マルケスの表彰台獲得率の高さが際立ちます!
マルケスが初めてGPの表彰台に立ったのは、2008年6月22日の英国GP125ccでマシンはKTMでした。これは彼にとってわずか6度目の完走したGPレースでの偉業であり、その時はなんと15歳! GP史上2番目に若い表彰台獲得者記録でした・・・。
現在マルケスは10年目のGPシーズンをすごしていますが、周知のとおり彼はすでに5つのGPタイトルを獲得しています。そして165戦目のとき24歳240日だったわけですが、史上最年少で表彰台100登壇を達成しています。
ちなみにそのほかの現役ライダーの「100クラブ」メンバーでは、ヴァレンティーノ・ロッシが25歳244日、ホルヘ・ロレンソが26歳17日、そしてダニ・ペドロサが26歳220日で100登壇を成し遂げています。
記録をどこまで伸ばすか・・・これからの活躍にも注目しましょう!
そのほかレジェンドの100登壇達成時の年齢をあげてみましょう。GP最多勝のジャコモ・アゴスチーニは29歳、マイク・ヘイルウッドは27歳、今年残念ながら死去したアンヘル・ニエトは32歳、フィル・リードは32歳でした。彼らが活躍した時代のGPは複数クラスのエントリーが可能でしたが、それでも現役勢の100クラブメンバーよりも歳を重ねてからの到達なんですね。その辺は、GPライダーの若年化が影響しているのでしょう。
それにしてもマルケスのスタッツはスゴイです! 265戦を終えて、表彰台登壇率は60%! 勝率は36%! エリートライダーが集まるGPにおいて3割5分以上の勝率って異常なレベルですね!!!
なお表彰台獲得の内訳は、125ccで14回、Moto2で25回、そしてMotoGPで61回・・・となります。こちらの動画は10年・100回登壇のあゆみを振り返るものですが、若いころのマルケスが可愛いですね。ぜひごらんください!