オフロード車での転倒で骨折したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、ご存知のとおり先週末のサンマリノGPを欠場しました。その時は代役は立てられませんでしたが、次戦9月24日のアラゴンGPには代役が起用されるとのことです・・・さて、誰なのでしょう?
MotoGPマシンに乗るのは初!という大胆起用!
ヤマハによると、ロッシは順調にリハビリを続けていますが、10月13~15日にツインリンクもてぎで行われる日本グランプリまでは復帰が難しいとのこと・・・。その代わりに起用されるのは今年の鈴鹿8耐で優勝チームメンバーとして活躍し、SBK(世界スーパーバイク選手権)でヤマハYZF-R1に乗る、マイケル・ファン・デル・マークに決まりました。
マイケル・ファン・デル・マーク選手談
「アラゴンGPでYZR-M1に乗るチャンスをいただき、とても興奮しています。MotoGPマシンはこれまで一度も乗ったことがなく、新たな経験となります。どのようなフィーリングなのか、今から興味津々です。事前テストなしに、公式のプラクティスに臨むのは非常に難しいことだと思いますが、それでも、この貴重なチャンスを与えてくれたヤマハに心から感謝しています。この機会を通じ、多くを学びたいと思います」
大忙しのスケジュールですが、どんな走りをするのか楽しみですね
本業のSBKでは、9月17日にポルトガル、10月1日にはフランスの各ラウンドを走る予定のファン・デル・マークですが、その合間に事前テストなしの本番ぶっつけでMotoGPマシンのヤマハYZR-M1に乗って戦うのですから、これはかなり大変でしょうね・・・。
SBK上がりのライダーは、MotoGPでは大成できない・・・というジンクス?もありますが、今回の代役起用はファン・デル・マークにとってはまたとないチャンスに違いありません。この機会を活かして好成績を残し、ステップアップの道を切り開いてもらいたいですね!
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