何かにハマって夢中になってこそ、人間。何かにヤバイくらい酔ってこそ、人生。この夏、ロレンス編集部の面々をハマらせちゃったのは、いったいなに??新連載5日目の本日は、ロレンス編集部のSaoriがハマりモノ・ハマりコトをお届けします。
夏はやはりイベントが多いので、外出が多くなりがち。というか、ほぼ外にいる気がする・・・自宅もなおざりにせず、充実した暮らしっぷりを体現したい。というわけで、テーマはわたしんちです。
ここに書いてある情報を全部知っている男性がいたら、とっても気があうので抱い・・間違えた、握手させてください。もしくは歩くWikipediaと呼ばせてください。
#001 むぎ焼酎「杜谷」の夏バージョン『夏杜谷 華火』
まずは酒です。愛しているぞ、アルコールくん。
焼酎ばっかり置いてあるとあるバーで、『杜谷(もりや)華むぎ』という麦焼酎と出会いました。ロックではもちろん、炭酸水で割って、レモンをしぼるとさっぱりといただけておいしかった思い出があります。
こちらの杜谷、雑味を取り除くために原料の麦を50%まで精白しているんですって。日本酒でいえば大吟醸みたいな感じですね。そしてナデシコの花から作られた酵母が使われているそうで、ふんわりと甘くさわやかな香りが鼻から抜けます。
で、今回ご紹介したいこの夏バージョンの『夏杜谷 華火』がこちら。
通常のものに樫樽貯蔵酒をブレンドした上に、アルコール度数も18度と低めに設定されているため、キリッと冷やしてそのままグイ飲みが最高に合うのです。つまみは谷中生姜がいいな〜。魚もいいですね。トビウオのたたきとかいかがでしょう、ネギと生姜たっぷりで。夏、最高!
ボトルもステキですね。バーンと打ち上がる花火の背にほんのり琥珀色の杜谷が映えます。
#002 毛だらけの動物と暮らすひとの味方『FURminator』
あれは6年前、台風真っ只中の千葉。
友人の犬が、めっちゃ雨にもかかわらず、なぜか外をうろうろしていたそうな。すると偶然、びっしゃびしゃでドロッドロの毛の塊を発見。それをキレイに洗ってみたら生まれて間もない子猫ではありませんか。で、なんだかんだありまして、我が家で引き取ることとなり、一緒に暮らしているのがこちらの彼です。
もう彼なしの人生なんてありえないほど仲良しなのですが、ご覧のとおり、毛量がスゴイんです。座らせても伸ばしても裏返しても毛だらけ。家中毛だらけ。コロコロの消費量なんてもう国内トップ100あたり狙えるのではなかろうか。
そんなわけで、ブラッシングに愛用しているのがこのFURminator(ファーミネーター)です。いままで使った中で圧倒的ナンバーワンの体毛収集力。もう一匹猫つくれちゃうんじゃないかってくらい取れます。
犬用、猫用、小動物用など、さまざまなサイズやエッジの長さが揃っています。フェレットからシベリアンハスキーまでオールOK。
ちなみにこちらのFURminator、人気すぎてか模倣品が多数出回っているそう。妙に安かったりするのはパチモンかもです。正規店で買うのが一番安全ですね。
#003 放置しておいしいものを作りたい人向け調理器『Anova Precision Cooker』
家庭用の低温調理機です。ご存じですか。これめっちゃいいんですよ。
水を張った容器にこちらのAnova(アノーバ)をぶっさしまして、温度設定しておくとその水温を保ってくれる代物ですが、「焼く」「蒸す」「煮る」に次ぐ第4の調理法ともいわれるほど近年話題となっている「真空調理(低温調理)」のための道具です。
真空密封した食材をこのお湯に沈めるわけですが、真空にすることで熱伝導が良くなるため、低温での調理が可能になるんですね。そして、なぜ低温がいいかというと、タンパク質が変質(凝固)する温度ギリギリでじっくり加熱していくことで、水分が逃げにくく柔らかジューシー!に仕上げることができるから。ただし、調理温度や加熱時間によっては雑菌が繁殖しやすい場合もありますので、調理過程に使用する器具の殺菌は怠らないようにしましょう。
そう書くとなんだか面倒くさそうですが、要は食材を調味液とともにジップロックに入れてお湯にぶちこんだら、やれやれとhuluを開きまして、あぶデカでも観ながら待ってりゃ、なんかおいしいやつが誰でもできるわけです。わたしはタカ派です。
チャーシューとかローストビーフとかコンフィとか柔い鶏とか、だいたいみんなが好きなやつが作れます。時間さえあれば、火も使わずに調理できるところも夏にピッタリ。
レシピはAnovaが専用アプリを出してますし(現在英語のみ)、ネット上にもたくさんあります。ちなみに、わたしのお気に入りブログは「ぶち猫おかわり」さんと「食育通信」さん。
#004 すべてのお笑い好きに捧ぐ、Amazon Prime Video『ドキュメンタル』
いま最も楽しみにしている番組が『ドキュメンタル』です。現在シーズン3の配信がちょうどスタートしたところなのですが、もう・・更新が楽しみすぎてつらい・・・
ざっくり言うと、松本人志さん監修、賞金1000万円を賭けた10人の芸人たちによる密室お笑いサバイバルです。与えられたルールは「参加費は自腹で100万円」「参加者を笑わせる」「3回笑った者は退場」「制限時間6時間」ということだけ。最後に生き残った1人が賞金を総取りするわけです。
近年の地上波ではなかなかお目にかかれない激しさがそこにあります。なんでもアリ。
誰かに見せてこの気持ちを共有したい・・・でも、まだ心清らかな少年である甥っ子にはなんか見せたくないし、これ観て爆笑された日にはもう、わたし、割と、ショックかもしれない。という矛盾。
#005 フジロックに行った人も行けなかった人も『Islands - The xx』
7月の終わりは本当にたくさんのイベントがあって困りますね。
鈴鹿8耐にフジロック、隅田川花火大会、鳥人間コンテスト、知人の店の周年パーティ、ちょっと足を伸ばしてクロアチアまで行けばドゥブロヴニク・サマーフェスティバルもあるし。知らんけど。はあ、体が足りない。
というわけで、やっぱりフジロックにもちょっと行きたかったなあ〜と、夜な夜なYouTubeを漁りはじめる毎年恒例の時期がやってくるのが8月頭。
そして今年は。20年振りにフジロックに帰ってきた、テクノ界のド変態(褒めてます)Aphex Twinがヤバかったらしい。きっと観客の8割は最終的に白目むいてたんじゃないでしょうか。
QOTSAもLCDもビョークもネバヤンもヨギーもJETも、そしてオザケンもコーネリアスも来てたね!いいなあまったく!
好きなアーティストはひとつに絞れませんが、夜に家でゆるりと聴くにはThe xxとかいいなってことで、『Islands』をチョイス。3人の男女混合バンドです。ジャンルでいうとポップですが、あらゆるジャンルの要素が混ざっているキレイな音楽です。
今年の頭には『I See You』という新しいアルバムも出してます。LIVEで見たいなあ。
#006 オトナなうまさを秒速で味わいたい人向け『まつのはこんぶ』
こちらは大阪にある老舗料亭「花錦戸」さんが商品化した塩昆布で、松の葉のように細く刻まれたその名も『まつのはこんぶ』。
そこの人、シブすぎるなんて言わないで。わたしまだ20代だから。てゆーかこれほんとおいしいから。なぜかって、北海道産の真昆布と山椒をスッポンエキスで丁寧に炊いたという贅沢な一品だからなの。
これ、お母さんや奥さんにサラッとプレゼントしたらきっと喜んでくれるはず(けっこうお高いし)。高島屋や阪急百貨店などで売っています。
わたしがまつのはこんぶの存在を知ったきっかけは『arikoの食卓』という、数々の人気女性ファッション誌のライターとしてご活躍なさっているarikoさんのInstagramの人気投稿をまとめた一冊。
元々は「花錦戸」さんで、すっぽん鍋のシメの雑炊に添えられていたものだそう。わたしが最近ハマっているのは、にんにくと唐辛子とまつのはこんぶだけのペペロンチーノ、シソ乗っけ。うますぎて泣ける。フランダースの犬くらい泣ける。
みんなのハマってますもみーてねっ
ランジェリーは反則ですって。美しさが止まらない!おっぱいは正義!な、ミク様編はこちら
あっ、お嬢様の聖水飲んだり岩からダイブしたりしてるんですね・・な、キタオカ編はこちら
ハマっているアイスよりもさりげなく写るもう1人の手が気になるがな!な、Akiko編はこちら
走る書斎カッコイイですね、ついでに助手席ガールのナマ脚あざっす!な、hiro編はこちら