何かにハマって夢中になってこそ、人間。何かにヤバイくらい酔ってこそ、人生。
僕たちの心をガッチリ掴み、どっぷりハマってしまう魅力を持ったモノ・コト・ヒト。ないなんて言わせませんよ!
この夏、ロレンス編集部の面々をハマらせちゃったのは、いったいなに??
まずは編集長ことhiroのハマりモノ・ハマりコトを紹介します。
#001 日々の相棒。腕時計
男のファッションアイテムとして欠かせないのが腕時計。
僕はコレクターには程遠いが、それでも(長く社会人やってるからね)10本程度持っていて、その日のコンディションや気分に合わせてつけかえている。
今年(2017年)の夏は手首も蒸れる暑い日が続く。特に汗をかきそうな日に選ぶのが、タグ・ホイヤーのフォーミュラー1 クロノグラフ。こいつは2016年限定モデルで、NATOストラップ(ナイロン素材の、引き通し式の軍用ベルト。軽くて丈夫、水洗いしてもすぐに乾くのが特徴)を使っているので、暑い日でも快適な装着感を約束してくれる。ストラップもそうだけど文字盤もブルー基調に白とオレンジのアクセントが実に軽快。だから今年一番のヘビロテアイテムになっている。
もう一本はフランク・ミュラーの代名詞とも言えるトノーカーベックスの、最もベーシックな一本。近年になくストイックに仕事に打ち込んだ自分への褒美として購入した。秋に合わせてワインレッドの革ストラップを敢えてチョイスした。
#002 これ着てバイク乗ってますのパンチングレザーシャツブルゾン
Joseph light dots lamb レザーシャツブルゾン、いわゆる革シャツ。しっとりとした上質なラムレザーにパンチング加工をしたライトレザーで、敢えてシワがでるように畳んで着るのがいい感じ。
真夏のクソ暑い日でも、バイクに乗るときは上着を着ますよお約束、ってことで、僕は愛車にまたがるときにはこのレザーシャツを羽織っている。もっと薄くて涼しいジャケットもあるだろうが、何着ても暑いし、このレザーシャツ、パンチング加工(=無数の穴が空いている)の恩恵で走っているときは風が通って案外涼しいのだ。
寒くなればインナーにも使えるってことで、かなりお気にいりのアイテムである。
# 003 お前がいなけりゃ始まらない。人生の相棒ゼッツー
足回りをまるっとカスタムした愛車のカワサキ 750RS、通称ZII(Z2と書くべきなんだけど、僕にとってはZIIのほうがしっくりくるのだ)。
いまとなってはマイルドすぎる加速性能だが、そこは腐ってもナナハン、今の交通事情においても十分なパフォーマンスを見せてくれるし、タイヤやホイール、そしてブレーキを最新のそれに換えたことで、安全性も確保できている。なによりイージークラッチKITの恩恵で軽くなったクラッチのおかげで、渋滞の中でもスイスイ走れる。乗りやすさでは間違いなく現代のバイク以上と自負している。
ガソリン車が全面禁止になるその日まで、乗り続けるよ、ゼッツー。
#004 男の書斎は走るのさ Audi TTクーペ
バイクに乗ると頭は空っぽになるが、車に乗るときは逆に色々独りで静かに考え事ができるのが嬉しい。その意味でクルマは動く書斎みたいなものだ。
ちなみに、僕は車はドイツ車、と決めている。
バイクに乗るということは、まあまあ危険を覚悟して乗る(サーフィンだってロードバイクだって格闘技だって、そういうもの。スリルを楽しめる人にしか勧められない趣味でしょ?)ということだけど、車はやっぱり移動手段として安全で安心して長距離でも走っていられる、正しく精密な機械であってほしい。そうなると、必然的にドイツ車を選択することになるんだな。
2000年に(マレーシアから)日本に帰国して以来、ずっとドイツ車に乗り続けてきた僕だけど、これまでは基本的にBMW派で、実はこのTTが初めてのアウディだ。アウディにはどこか中性的で、良くできた工業製品ではあっても、職人の手によるテイストみたいなものに欠けていると思っていたので、食わず嫌い的に敬遠していた。だけど、乗ってみるとこれが実にいい。2リッターのダウンサイジングターボは十分パワフルだし、アウディお家芸のクワトロ(オールタイム4WD)はどんな路面状況でもピタッと走る。
それでいて、育ちの良さみたいな雰囲気があって、女子ウケもいい。実際、それが一番大事なポイントかも。
#005 車内は綺麗に、ソファーも清潔に。ダイソンのハンディクリーナー(Dyson V6 Car + Boat Extra)
洗車はプロにお任せしている僕なのだが(ちなみにバイクは自分で洗う)、タバコを吸わないこともあって、あまり車内を掃除してもらうことが少ない。で、最近ダイソンのCMで見た車内専用ハンディクリーナーをゲットしたわけ。
狭いところや、シートの上、シートの下・足元などに合わせて変える複数のノズルが用意されているのも嬉しい。
ところで、ダイソンのHPではハンディクリーナーは、ベッドやソファー用の布団クリーナー(Dyson V7 Mattress)と、車内用のクリーナー(Dyson V6 Car + Boat Extra)に分けて記載してあったんだけど、マニュアルをよく読むとベッドやソファーにもDyson V6 Car + Boat Extraを使っていいらしい。これが予期せぬ喜びで、実はまだ車の掃除には使っておらず、もっぱらソファー周りを吸いまくってはにんまりしているのである。
#006 夏は気合いと体力。毎日土用の丑の日でもいいよ、うなぎの蒲焼
写真は東麻布の銘店 野田岩の鰻重。
実のところ夏の(天然)鰻は痩せていて、秋から冬の方が美味しいはずだが、最近はほぼ養殖だし別にね。みなさんも知っているように土用の丑の日というのは、江戸時代の”天才コピーライター”平賀源内が、夏に売れなくなる鰻の需要を喚起するために作ったマーケティング戦略にすぎないわけだけど、それでも猛暑に負けないスタミナを求めて鰻を食べたくなるのは、もう習性になっているってこと。
野田岩も美味しいし、西麻布いちのやもイイ。どこでもいいというわけではなくて、美味しくて本格的な店で食する。日常的に糖質制限している僕だけど、鰻重だけは外せないんだな。
#007 メイドインニッポン!瞳を守るよEFFECTOR
昔からサングラスと伊達眼鏡には人一倍こだわりをもってきた僕だけど、去年あたりからハマっているのが、このEFFECTOR。10本くらい持ってて、日によって(会う人によって)掛け替えている。
もともと目が弱くて、日差しやら、風によるホコリやら、ハウスダストやらに(ここ何年かはスギ花粉にも)痛めつけられては目が腫れたり痒くなったりするので、自衛手段としてサングラスをかけるようになった。いまでは何かしら掛けてないと落ち着かなくなっている。(もはや素顔を見られたくない、かけてないとスッピン気分・・・)
EFFECTORはメガネの聖地、福井県鯖江で作られているとのこと。ゴツくて男っぽいフォルムが気にいっていて、最近ではこれ以外は使ってない。
#008 シーズン3が待ち遠しい・・・Netflixオリジナルドラマの「デアデビル」
いま一番ハマっているドラマ。
最初は複数の外国人の友人にNetflixオリジナルドラマ「ブラックミラー」を勧められて、30日間無料視聴を始めたんだけど、うっかりこの「デアデビル」を見始めてしまったことで、無料期間を過ぎ・・・。シーズン1&2をあっという間に見終わって、今はひたすらシーズン3の公開を待っているところです。
「デアデビル」はバットマンによく似ていて、正義に駆られた青年が体を鍛え上げ、ヒーローコスチュームに身を包んで夜の自警団として、街の治安を守る話。バットマンには”お金”があるけど、デアデビルは貧乏弁護士で金はないうえに盲目。だけど座頭市を彷彿させるような超人的な聴覚があって、常人以上の身体能力を発揮する。
バットマンはDCコミックで、デアデビルはマーベルなので、決して交わらないのだけど、狭い街を守る夜のヒーローということで、共通点は多い。
#009 香りは複雑に組み合わせて ジョーマローン
英国はロンドン発のフレグランスブランド ジョー マローン。
使い始めてからもう5-6年になるけど、いまだに飽きずにヘビロテしてる。というのも、毎年(四半期ごと?)新作を出してくるうえに、基本コンセプトとして、複数の異なる香りを同時につけて、重なり合い混ざり合わせることでオリジナルの香りを作ることを利用者に提案しているからだ。
異質な組み合わせを実験する愉しみを提案することで、マンネリになることを妨げる。そんなマーケティング的な創案にまんまとハマり、僕はこの夏もジョー マローンを使い続けている。
#010 髪は男の命w ダヴィネスのオイオイル
おかげさまで髪は多く、薄くなる気配がない僕だが、それでも年齢とともに髪質が硬くなってきたり、コシがなくなってくることを恐れてる。しかも、ヘアクリームやワックスなど整髪料をつけるのが嫌い。
そんな僕がここ1年くらい使い続けているのが、ダヴィネスのオイオイル。
シャワーの後 タオルドライした髪に使ってからドライヤーを使えば、髪の傷みを防ぎながら潤いを与えてくれるし、乾かした後の髪に整髪料代わりに使えばサラサラな指通りと艶を与えてくれる。
さらにふわりと優しくて甘い香りを残してくれるのもいい。