優勝は毎度おなじみ? M.マルケス(ホンダ)でした
ここザクセンリンク7連勝中と、圧倒的にここを得意とするマルク・マルケスですが、今年も指定席と言わんばかりにポールポジションを昨年に続き獲得。MotoGPにステップアップしてから4年連続でポールポジションをとっていることからも示すとおり、ホントにここでのマルケスには手がつけられません。
決勝レースは、ヨナス・フォルガー(ヤマハ)が序盤をリード。しかし、マルケスはこれをパスしてここからは一人旅かな・・・と思わせましたが、なんとフォルガー、マルケスに食らいついて離れません・・・。
やがて3番手のダニ・ペドロサ(ホンダ)が「太平洋独りぼっち状態」となり、その後方でヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が4位争いを展開します。
地元ドイツのフォルガー、終盤まで王者マルケスに追いすがりますが、最後のマルケスのスパートにはついていけずマルケスが連勝記録を更新。そして大健闘のフォルガーが2位。3位はあまりに一人旅で公式映像にあまり映らず気の毒?なペドロサが、表彰台の最後に滑り込みました。
4位は中盤追い上げ4位争いグループに入り、その中の頭に出たビニャーレス。5位は同僚との競り合いに惜しくも負けたロッシ。6位はこれまた途中から4位集団に入って、ライバルを蹴落としたアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)でした。7位はアプリリアのA.エスパルガロ。アプリリアの戦闘力が向上しての結果ですと、次戦以降の活躍が楽しみになりますね。
これにて前半戦は終了! 次は8月6日のチェコGPで再開です!
この結果年間ランキングは、マルケス129ポイント、ビニャーレス124ポイント、ドヴィツィオーゾ123ポイント、ロッシ119ポイント、そしてペドロサ103ポイント・・・となりました。混戦模様となった今年の王者争い、ますます盛り上がったワケですがしばらくMotoGPはサマーブレイクに入ることになります。
大注目の第40回記念大会の鈴鹿8耐が7月末に行われ、そのあとの8月6日のチェコでMotoGP後半戦がスタートします。ちょっと間が空いてソワソワしちゃいますが、約1ヶ月後の再開を楽しみに待ちましょう!
MotoGP ドイツ 決勝
1 M.マルケス Repsol Honda Team Honda 40'59.525
2 J.フォルガー Monster Yamaha Tech 3 Yamaha +3.310
3 D.ペドロサ Repsol Honda Team Honda +11.546
4 M.ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +14.253
5 V.ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +14.980
6 A.バウティスタ Pull&Bear Aspar Team Ducati +16.534