2014年以来のSBK勝利!
リバースグリッド方式で決まるレース2の1番手グリッドは、BMWのジョルディ・トーレスが獲得。彼はしばらくレースをリードしますが、トップを10番手スタートのメランドリに譲ることになります。その後トーレスはメカニカルトラブルで残念ながらリタイアとなりました。
その後ろはカワサキのジョナサン・レイとトム・サイクスという、目下ランキング1、2位の最強コンビがメランドリを追撃しましたが、この日のメランドリはレース1の負傷で欠場したデイビスに代わり、打倒カワサキと言わんばかりの激走ぶり。2位のレイに1.113秒差をつけて見事優勝しました!
1997年から世界ロードレースGP(MotoGP)で長年活躍。2011〜2014年はSBKに転向。そして2015年はアプリリアのMotoGPマシンに乗ったメランドリですが、近年は目立った成績を残せずにいました。2014年以来、SBKに復帰した今季、ドゥカティパニガーレRに乗り久々に彼の速さをアピールしていましたが、ついに復帰後初優勝を果たしたわけです。なおこの勝利は、メランドリにとってSBKであげた20勝目になりました。
ランク首位のレイとサイクスの差は50ポイント
2、3位はレイとサイクス。4位はレース1で首位を走りながらリタイアしたマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)。5、6位はミルフォーキー・アプリリアのRSV4 RFに乗るユージン・ラバティとロレンゾ・サバドーリのコンビが獲得しています。
結果、ランキング首位のレイは296ポイント。2位のサイクスは246ポイントとなりました。現在3位(185ポイント)のチャズ・デイビスは、体の複数箇所の怪我が影響してレース2を欠場しましたが、7月7〜9日のアメリカラウンドで復帰できるかどうか・・・。その行く末に注目したいです。
SBKリミニラウンド 決勝結果
レース2
1:M.メランドリ ドゥカティ パニガーレR Aruba.it Racing - Ducati3
2:J.レイ カワサキZX-10RR Kawasaki Racing Team
3:T.サイクス カワサキZX-10RR Kawasaki Racing Team
4:M.V.D.マーク ヤマハYZF-R1 Pata Yamaha Official WorldSBK Team
5:E.ラバティ アプリリアRSV4 RF Milwaukee Aprilia
6:L.サバドーリ アプリリアRSV4 RF Milwaukee Aprilia