2スト3気筒ながら4本マフラー。まるで750ccクラスのような存在感と充実した装備。
とても400ccクラスのマシンとは思えない、むしろ「小さめのナナハン」とさえ言えると思う、”豪華な完成体”、それがSUZUKI GT380だ。

撮影●鈴木広一郎 試乗●濱矢文夫/ノア セレン 車両協力● UEMATSU ウエア協力● KADOYA
Mr.Bike BG 2017年7月号特集「我らSUZUKI GT」より・デジタル編集:楠雅彦@ロレンス編集部

まさにリトルナナハン!サンパチの愛称で親しまれたGT380

自動二輪免許に「中型」が登場する以前の1972年にデビューしたGT380。ナナハンに憧れる若者たちの思いに応えようとしたためか、3気筒なのに敢えての(当時のナナハンの象徴でもあった)4本マフラーを装備。
サンパチの愛称こそ可愛らしいが、まるでモーターのように一気に高回転まで回るエンジンは豪快。ライダーたちを熱狂させた。

SUZUKI GT380 SPECIFICATION
■エンジン種類:空冷2ストローク3気筒ピストンバルブ
■総排気量(ボア×ストローク): 371cc(54.0 × 54.0mm)
■ 最高出力:38.0PS/7500rpm
■最大トルク:3.8kg-m / 6500rpm
■ 圧縮比:7.2
■ ミッション:6速リターン
■ 全長×全幅×全高: 2090 × 800(815)× 1110(1125)mm
■ ホイールベース: 1380mm
■ シート高:---mm
■キャスター/トレール:28°00′ / 109mm
■タイヤ前・後:3.00S19・3.50S18
■燃料タンク容量: 15.0l
■車両重量:183kg  
※( )内は B4 以降

GT380はそうしたファンの支持を得て、実に6年以上にわたって継続生産され、基本的なレイアウトこそ変更はないものの、カラーリングも色彩豊かで、オーナーの所有欲を満たしたのだ。

画像: まさにリトルナナハン!サンパチの愛称で親しまれたGT380
画像: 各車の個性が際立つ歴代モデル

各車の個性が際立つ歴代モデル

ようこそ、絶版車の世界へ。

比較用に用意されたカワサキ350SSと並走するGT380。全く異なる性格の2台を、試乗したノア セレンさんは以下のように語っている。

SSは排気音も勇ましくカンカンカン、パリン!パリン!と弾けている。対するGTはグモモモ〜キョワーンとあくまでジェントル。エキサイティングさではSSだろうが、対話を楽しみながら、疲れずに距離を走るツーリングに出かけるならGTだろう。(ノア セレン)

カワサキ350SSとSUZUKI GT380。同じエンジンとレイアウト。だが全く違う2台。

画像: 君よ、SUZUKI GT380 (1972)を覚えているか
〜「我らSUZUKI GT」より

あなたならどちらの絶版車が欲しい?

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