現地時間6月5日は、マン島にてスーパースポーツ1とサイドカー1の決勝が行われました。先日のスーパーバイククラスは残念な結果に終わった、現在TT最強ライダーのひとりであるマイケル・ダンロップですが、スーパースポーツ1では見事勝利しました!

通算勝利数でM.ヘイルウッドに並ぶ!

4周で競われるスーパースポーツ1で勝利したM.ダンロップは、これでTT通算勝利数を14にのばしました。これは偉大なマイク・ヘイルウッドに並ぶ記録であり、歴代5位タイの座についたわけです。

このレースではジェームス・ヒリアーがM.ダンロップと首位タイムを競うことになりましたが、見事ライバルを突き放し2014年以来のスーパースポーツでの勝利を記録。なお昨年度、スーパースポーツ1、2ともに制した最大のライバル、イアン・ハッチンソンは5位。なおM.ダンロップの兄であるウィリアムも4位に入賞しています。

画像: 自身のチーム、MDレーシングのヤマハYZF-R6に乗り、勝利に向けて爆走するM.ダンロップ。昨年はチームのミスで2位になりながらも失格・・・になってしまいましたが、今年のスーパースポーツ1でその雪辱を晴らしました。 ultimatemotorcycling.com

自身のチーム、MDレーシングのヤマハYZF-R6に乗り、勝利に向けて爆走するM.ダンロップ。昨年はチームのミスで2位になりながらも失格・・・になってしまいましたが、今年のスーパースポーツ1でその雪辱を晴らしました。

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サイドカー1は、兄弟コンビが最速記録で優勝

同日に行われたサイドカー1は、ベンとトムのバーチャル兄弟が乗るLCRが117.119mph(約188.48km/h)の最速ラップを記録して優勝しました。なおTT通算勝利数で歴代3位(17勝)の達人、デイブ・モリニュー(ヤマハ)は3位に終わり、記録更新とはなりませんでした。

トロフィーを前に起き、喜びの表情をみせるバーチャル兄弟。

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次のレースは現地時間6日のスーパーストックです。1,000ccスーパーバイクのスタンダード車両で競われるハイレベルなバトルを制するのは誰か? 注目しましょう!

2017 マン島TTスーパースポーツ1 リザルト

1 マイケル・ダンロップ Yamaha / MD Racing 01:12:48.601 124.368mph
2 ジェームス・ヒリアー Kawasaki / JG Speedfit Kawasaki 01:13:01.845 123.992mph
3 ピーター・ヒックマン Triumph / Trooper Beer 01:13:14.613 123.631mph
4 ウィリアム・ダンロップ Yamaha / IC Racing / Caffrey International 01:13:24.040 123.367mph
5 イアン・ハッチンソン Yamaha / Mcams Yamaha fuelled by Monst 01:13:50.168 122.639mph
6 ゲーリー・ジョンソン Triumph / ReactiveParts/Triumph 01:14:01.201 122.334mph

2017 マン島TTサイドカー1 リザルト

1 ベン・バーチャル/トム・バーチャル LCR 116.027mph
2 ジョン・ホールデン/リー・カイン Honda 115.185mph
3 デイブ・モリニュー/ダニエル・セイル Yamaha 114.579mph
4 アラン・ファウンズ/ジェイク・ラウザー Yamaha 114.397mph
5 ティム・リーブス/マーク・ウィルクス Honda 113.949mph
6 ピーター・ファウンズ/ジェヴァン・ウォームズリー Suzuki 113.150mph

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