1975年10月の免許制度改定によって400㏄までの中型二輪免許が新設され、401㏄以上の大型二輪には運転免許試験場の限定解除試験をパスしなければ乗ることができなくなってしまう。この試験は平日の日中にしか実施されず、しかも合格率が極めて低かったため、新規に二輪免許を取るユーザーは、簡単には大型バイクに乗れなくなってしまった。当時は、今以上に大排気量車への憧れが強かった時代。必然的に中型免許上限の400㏄クラスに人気が集中し、メーカーもその開発に力を注ぐことになる。そんな状況にくさびを打った250ロードスポーツの歴史、13回目の今回はYAMAHA YZF-R25をご紹介したいと思います。

YAMAHA YZF-R25 (2014年12月)

画像: (オートバイ©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

(オートバイ©モーターマガジン社)

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●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●249cc●36PS/12000rpm●2.3kg-m/10000rpm
●166kg/168kg●110/70-17・140/70-17●55万6200円/59万9400円

ヤマハでは久々となる250ccロードスポーツのニューモデル。「毎日乗れるスーパーバイク」がコンセプトで、国内現行モデルではクラス最高の36PSを発揮するパワフルな水冷並列2気筒エンジンを搭載。スーパースポーツにふさわしいスポーティな走りとスタイルを実現しながら、街乗りでも快適で扱いやすいように仕上げられている。ABS仕様は2015年4月に登場。

ライダーの操作に対して素直に反応し、しかも、走行中の安定感も高い。そんなバイク初心者もベテランもどちらも安心して楽しめるバイクとして人気が高いR25。

全てのライダーが、アクセルを開けるたびに、コーナーをクリアするたびにワクワクできるバイクを作りたい。そんな一心で開発されたYAMAHAの自信作!1度体験してみて欲しい1台です。

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