名車の数々が、元気に走り回ります!
日本ではビンテージって言葉は何気なく「古いモノ」に使ってますが、英国ではモーターサイクルに関しては、ちゃんと区分をわけてこれらの言葉を使ってます。19世紀末から20世紀初頭に生産されたモデルは「パイオニア」、1915年までは「ベテラン」、1931年までは「ビンテージ」、1946年までは「ポスト・ビンテージ」、1960年までは「クラシック」・・・という具合です。
今では「クラシック」はだいぶ解釈が拡大されております。クラシック・レーシングの世界では「ポスト・クラシック」という区分も生まれており、また生産から25年を経過したものなら「クラシック」と呼んだりする流れもあります。
この動画の舞台は、1967年の英国オウルトン・パーク。当時のビンテージ愛好家の人たちが、ご自慢のマシンたちでレースを楽しんでいます。

ずらずらと並んだビンテージ・モーターサイクルたち!
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こちらは水冷2ストローク並列ツイン、というユニークなエンジンを搭載するスコットです。
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JAP製Vツインを搭載するブラフ・シューペリア。ファン垂涎の名車です。
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みなさん元気にスタートしていきました!
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マシンはビンテージでも、皆走りは本気モードです!
www.youtube.comいつの時代も旧車ファンは元気です!
さすが英国、昔からビンテージ対象のレースをやっていたんだな・・・と感心してしまいますが、じつは日本のロードレースの黎明期、第1回全日本モーターサイクルクラブマンレース大会(MCFAJ)でも、戦前車を含む「旧車レース」がエキシビジョンレースとして開催されているんですよね。
その後、日本国内では旧車レースが盛んになったり、衰退したりと盛衰はありましたけど、いつの時代も古いモーターサイクルで元気にサーキットを走りたい人がいる限り、この文化は受け継がれていくのでしょうね。
貴重なカラー動画で、イキイキとビンテージマシンが走りまわる様子を、ぜひお楽しみください!
1967 Vintage MotorCycle Race at Oulton Park Filmed by David Roscoe.
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