マレーシアのセパンサーキットにて、3日間で行われた今年初のMotoGP合同テスト、昨日が最終日だったワケですが、今まで下位に沈んでいたライダーたちが上位にきたり、なかなか面白かったです。
さすがマルケス、しっかり上位に浮上してきました!
3日目、最速タイムを記録したのは、今年からヤマハファクトリーに加入したマーベリック・ビニャーレスでした! しかし、この日は皆ペースアップぶりが著しく、初日、2日目は少なかった2分の壁を破るライダーが続出。なんとトップ10ライダーすべてが1分59秒台という接戦ぶりでした。
2位は最終日まで、目立ったタイムを残さなかった昨年度王者のマルク・マルケス(ホンダ)が進出。3位はドゥカティ・ファクトリーのアンドレア・ドビツィオーゾ。4位はマルケスのチームメイトのダニ・ペドロサ(ホンダ)、5位にヤマハのバレンティーノ・ロッシが入っています。
6位はこの3日間、存在感を示したドゥカティ・サテライトのアルバロ・バウティスタ。7位には2日目不出走だったドゥカティのテストライダー役をつとめる元MotoGP王者のケーシー・ストーナー。注目のドゥカティのホルヘ・ロレンソは、9番手という成績でした。
3日間を通して見ると、一発の速さは各チーム均衡してますね
まだ今年初の合同テストで、各チーム・ライダーそれぞれ、いろんなコトを試している段階ですから、まだ結論を出すのは早いですけど・・・今のところ3日間総合順位ではヤマハ、スズキ、ホンダ、ドゥカティが1〜4位のベストタイムを出しているので、各ファクトリーチームの速さは均衡しているみたいですね。
ただ、これはあくまで1発のタイムなので、レースディスタンスでの強さ・・・真のレースでの強さがわかるのは、開幕戦まで待たないとダメでしょうね。今月半ばに行われるオーストラリア、フィリップアイランドでの合同テストでは、どのような並びになるか・・・注目しましょう!