第218回は、 スズキ『セルボ』 をご紹介します!こちらは、1977年の登場後に人気を博したクルマです。特に女性に人気があったそう、スポーティクーペに乗る女性が増えたという事は、快活な女性が増えた時代の象徴でもありますね ♥︎ (あぁこ@ロレンス編集部)
さて、問題です!こちらのインパネはどちらのクルマのインパネでしょうか?
正解は、②CX-Gでした。内装は、こんな感じ ♥︎ 個性的です…
CX-Gは、丸型ヘッドライトに大型バンパーで、絶妙なボディデザインが目をひきますね。
セルボ(1981年)
55年上期の調査でも「販売台数の54%以上は女性ドライバー」というデータがある。
いかにも若い女性にアピールしそうな小粋なスタイルを持ったミニ・スペシャルティカーでフロンテ・クーペで、軽規格の拡大にともなってエンジン、ボディをスケールアップ、あらためて登場したのがセルボ。
イタリア語で「牡鹿」を意味するネーミングという。大きなガラスハッチを持つ4シーターの2ドア・クーペで、エンジンは2ストローク3気筒、539cc、28PSのT5A型。
サスペンションはフロント・ダブルウィッシュボーン、リア・セミトレーリングアームの4輪独立懸架、ブレーキはトップ・グレードのCX-Gのみフロント・ディスクで、あとは4輪ドラム。
駆動方式もフロンテはFFに変ったが、セルボは旧フロンテと同じRR方式を引き続き採用している。
車種構成は3グレードのみとシンプルで、CX-Gはファブリック・シート、タコメーター、間欠式ワイパー、リアデフォッガー、145SR10ラジアルなど標準の豪華仕様モデル。
CX-Lは女性向きにカラー・コーディネートされたファッショナブルなレディ・セルボで、クラッチやペダルも女性が運転しやすいよう位置の変更や重さの軽減をはかっている。
そしてCXは普及版的な廉価モデルという設定。他車のスタイリッシュ・ミニは姿を消しているだけに貴重な存在である。(原文のまま)