初日はなんと3番手!
先ほど終わったばかりの公式テスト初日、今シーズン、そしてヤマハでの最終戦を勝利したロレンソはなんとトップに0.122秒遅れの3位に食い込みました! ロレンソがドゥカティでどれだけの成績を残せるか・・・は来シーズン最大の注目点ですが、まずはテストとはいえ上位に食い込んだことで、これからの進展に大きな期待をもたせてくれたと言えるでしょう。
なおトップはヤマハ新加入のマーベリック・ビニャーレスで、タイムは1分30.930秒。続いて2番手は同じくヤマハのバレンティーノ・ロッシで、トップとの差は0.020秒でした。今年は終盤から戦闘力向上の伸びが鈍化した観のあったヤマハチームですが、シーズンオフ最初の公式テストでは1-2を見事獲得しています。
王者マルケスは4番手発進!
今年の年間王者になったホンダの絶対エース、マルク・マルケスは初日を首位と0.172秒差の4位でスタートしました。今シーズンは巧いレース運びでノーポイントレースを減らし、見事3度目のMotoGP王者になりました。速さと自制心のふたつを備えたマルケス・・・来年型のホンダRCVの出来次第では、鬼に金棒的な強さを発揮しそうですね・・・。
5位は今年ドゥカティ加入後の初優勝を達成し、チームに残留するアンドレア・ドビツィオーゾ。6位は今年2勝し、サテライト最上位のライダーとなったカル・クラッチロー(ホンダ)でした。そして7位はスズキに新加入したアンドレア・イアンノーネが獲得。結果的には、実力者が上位を占める結果となりました。
シーズンオフのテストはあくまでテストであり、来季を予想する判断材料には必ずしもなりませんが、贔屓のライダーが上位に居ると嬉しいのがファン心理というものでしょう。来年度の開幕まではまだまだ時間がありますが、その間の公式テストを楽しんで、来季に向けての「ワクワク感」をさらに楽しもうではありませんか!