品番RB12-FS-00663-02

こちらの立派な建物、レッドブルレーシングの開発部門です・・・。
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スラスラ〜とボルトらしき絵図面をデザイナーが描きます・・・。この段階でどの部位のボルトかわかる人は、相当の機械ヲタクですね(笑)。
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絵図面をもとに、CADで設計図を出力します・・・。
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丸棒が適当なサイズにカットされ、加工機のチャックにくわえられます。
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削り出されたボルトに、表面加工が施されます・・・。
www.youtube.comたかがボルト、されどボルト・・・

しばらく部品庫にストックされる"RB12-FS-00663-02"ですが、ついに2016年型レッドブルF1 RB12に組み込まれるときがやってきました・・・。
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いよいよ、RB12のひとつの構成パーツとして、1本のボルトが活躍することになります・・・。
www.youtube.comモーターサイクルやクルマなどの乗り物を構成する部品のなかで、一番大事なパーツはなんでしょうか? この問いに対する答えは人それぞれかもしれません。しかし、模範解答?としては"すべてのパーツ"なんでしょうね。
たとえボルト1本でも、設計者の思い描いたとおりの性能を発揮しなければ、そのボルトを使ったマシンは完璧に性能を発揮することはできません(下手すれば走れないことも・・・)。この動画で描かれるRB12-FS-00663-02の製造も、求められるクオリティを満たすために、非常に丁寧かつ手間をかけて行われていることがわかります。
なお想像ですが、"RB"はレッドブル、"FS"はフロントサスペンション・・・を意味する略号ですかね? これからF1中継などでレッドブルRB12の走行シーンを見るときは、「ああ、あのフロントサスペンションのところで"RB12-FS-00663-02"は頑張っているんだなぁ・・・」と思い出してやってください・・・もっとも、もしかしたらすでに、設計変更で違うボルトが使われているかもしれませんけどね(苦笑)。
The Life of a Bolt
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