この連載では、モーターマガジン社出版「月刊オートバイ【別冊付録】不朽の日本車102年史」より、日本を作り上げた歴史のオートバイを振り返っていきます。
日本の歴史1909年産声をあげた日本最初のオートバイ、島津NS号から2011年モデルまでじゃんじゃん紹介していくので、「そういえばこんなバイクあったなぁ」と懐かしい気持ちになってもらえたり、「昔はこんなオートバイがあったんだ!」とあらたな発見をしてもらって、お楽しみいただければと思います。(akiko koda@ロレンス編集部)

ゴールドウイングの原点になるのが、この「HONDA GL1000」
エンジンの上にあるのは、実はダミータンクで、シート下にあるのが本物のガソリンタンク。
なんとも斬新設計なスポーツ車ですね!ちなみにダミータンクには小物などが入るのだそう。
GL1000は輸出用であり、この時代の日本は上限750cc自主規制があったため、国内ではめったにお目にかかれない幻のバイクだったようです!

HONDA GL1000(1974年)

画像: ●水冷4ストOHC2バルブ水平対向4気筒 ●999cc ●80PS/9000rpm ●8.3kg-m/6500rpm ●3.50-19・4.50-17 ●輸出車 ©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

●水冷4ストOHC2バルブ水平対向4気筒
●999cc
●80PS/9000rpm
●8.3kg-m/6500rpm
●3.50-19・4.50-17
●輸出車
©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

当時国産最大の水平対向4気筒エンジンを搭載するが、重心バランスの適正化を考え、燃料タンクをシート下にレイアウト。センターから2分割されたダミータンクは電装関係、ラジエターのリザーバータンクと非常始動用のキックペダルを内蔵。駆動こそドライブシャフトだが、実は打倒Z1を目指したスポーツモデルだった。(©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史)

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