第191回は、 三菱自動車『ミラージュ』 をご紹介します!三菱初のFF方式を導入したクルマとして、ギャランシリーズと並ぶ三菱の主力人気車種でした。ミラージュGLXはオーディオが標準装備となる、当時の豪華グレードだったそうですよ ♥︎ 紫水着のお姉さんが眩しい… (あぁこ@ロレンス編集部)
三菱 ミラージュ(1981年)
三菱では初のFF・2ボックスカーとして、53年2月からデビューしたスタイリッシュな大衆車。搭載エンジンは水冷直4・1244cc・72PSのG11B型オリオン、同じく1410cc・82PSのG12B型オリオン、1597cc・88PSのG32B型サルーンの3機種で、これをグラスエリアの大きな2ドアと4ドアのハッチバック・ボディに載せている。
サスペンションは前ストラット、後U字型トレーリング・アームによる4輪独立懸架。全車にフロント・ディスクブレーキを採用する。55年10月のマイナーチェンジは、フロントグリルのデザイン変更が外観の主な改良点で、主に防振対策などの快足走行のための一部メカ改良が行なわれた。
同時に1600GTにはブレーキ冷却ダクトを持った大型エアダムスカートが採用された。このGTは1600クラスにのみ設定されたミラージュの最高グレード。前後スタビライザー、ミシュラン155SR13をはくスポーティ車でもある。
ミラージュの売り物は、その優れた経済性にある。10モード燃費は1200GLで16.0㎞/ℓ、1400GLが16.0㎞/ℓ、1600GTが14.5㎞/ℓと優れており(全車4ドア・マニュアルミッション)、EPA(全国環境保護庁)サブコンパクトクラスで2年連続第一位となっている実績も持つ。混戦の2ボックス市場ではファミリア、スターレットを追って、このミラージュの健斗が目立っている。