近年、超高性能車の話題を独占した観があるのが、カワサキのスーパーチャージャー付きメガスポーツのH2/H2Rです。そんなカワサキが、600cc4気筒エンジン+過給器のモデルを開発している・・・というニュースを、一流メディアのCYCLE WORLDが報じています。

どんなモデルに仕上がるのでしょうか?

画像: スーパーチャージャーとエアクリーナー関連のスペースを稼ぐため、燃料タンクはシート下側に伸びているのがわかります。 www.cycleworld.com

スーパーチャージャーとエアクリーナー関連のスペースを稼ぐため、燃料タンクはシート下側に伸びているのがわかります。

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このモデルは「R2」と名付けられています。車格は現行のZX-6Rと同等くらいと予想され、エキゾーストはシート下にとり回される構造です。600ccスーパースポーツの車格で、メガスポーツ並みの最高出力・・・という仕上がりになるのでしょうか? そうだとすると、とても恐ろしいパフォーマンスになるでしょうね・・・。

もしくは最高出力重視ではなく、公道での扱いやすさを増すため低中速域のトルクを厚くする方向性かもしれません。どちらにしても、乗ってみたい!と多くの人に思わせるモデルに違いないでしょう。

過給器付きミドルクラスは将来のトレンドになるのか?

画像: 上からR2を見た部分図。フレームはアルミ・ツインスパーではなく、H2/H2R同様スチール・トレリス構造なのがわかります。 www.cycleworld.com

上からR2を見た部分図。フレームはアルミ・ツインスパーではなく、H2/H2R同様スチール・トレリス構造なのがわかります。

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すでに公開されている、650ccツイン+ターボチャージャーのスズキ「リカージョン」も、R2とは構成が異なりますがミドルクラス+過給器付きというコンセプトは共通です。10月4日のインターモト(ドイツ)で、R2が公開されるのかどうか、楽しみに待ちたいです。

画像: モーターショーに展示されて、話題を集めたスズキ・リカージョン。 www.suzuki.co.jp

モーターショーに展示されて、話題を集めたスズキ・リカージョン。

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1980年代、日本の4メーカーが手掛けた過給器付き公道市販車はいずれも販売で成功しませんでしたが、ダウンサイジング路線?の次世代過給器付きミドルクラスは成功するでしょうか? まぁ、まずは商品化されるかどうか・・・に期待しましょう!

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