久しぶりに、レアなスポーツカーのお話を。
小型オフロード4WDなどを世に送り出しているアメリカのポラリス社が、ユニークなオンロードモデルを発表した。
その名は「スリングショット(パチンコ式ゴム銃)」。フロントが2輪、リアが1輪のスリーホイーラーだ。
ご覧のとおり、スタイルは実にユニーク。全長は3.8mしかないが、全幅は2m近くある。
コクピットはクルマそのもので、5速MTは普通のクルマと同じ、シートの間にシフトノブを備えたフロアシフトだ。
エンジンはGM製のエコテック2.4L 直4DOHCをフロントに搭載する。
駆動力はデフで回転方向を変換してから、オートバイ風にカーボンベルトで後輪に伝えられる。
その乗り味は実にユニーク。コーナリングではほとんどロールしないで向きを変えていく。
リアの1輪が路面を捉えながら微妙に巻いていくのは、4輪では味わえない感覚だ。
750kgプラスの車重に173psのエンジンだから、パワーも十分以上。
加速感はクルマよりオートバイに近いかもしれない。
これはまさに、オートバイとクルマのイイトコ取り!
ユニークなオープンスポーツカーが欲しいなら、このスリングショットは候補の1台になるだろう。
ちなみに、免許は4輪の普通免許が必要になる。
では輸入元ホワイトハウスのプロモーションビデオを、ご覧あれ。
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