スズキのMoto GP優勝は、2007年5月以来!
第8戦オランダGPのジャック・ミラー(ホンダ)、第10戦オーストリアGPのアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、そして第11戦チェコGPのカル・クラッチロー(ホンダ)に続き、ビニャーレスがキャリア初優勝を達成しました。スズキにとっては、2007年の第5戦フランスGPでのクリス・バーミューレンによる勝利以来の栄光でした。なお最高峰クラスにおけるドライコンディションでの勝利は、2ストロークの500cc時代だった2001年の第12戦バレンシアGP(セテ・ジベルノー)以来!となります。
Moto GPクラス30戦目の節目に、見事勝利した21歳のビニャーレスは、この勝利でランキング4位に浮上。2位は前戦優勝のクラッチローが地元GPでも奮闘し2位に入賞。3位はバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)でした。
マルケスとロッシのランキングポイント差は50に
ランキングトップのマルク・マルケスは、2位争いをしていた終盤にコースアウトを喫して4位。5位以下は、ダニ・ペドロサ(ホンダ)、アンドレア・ドビツィオーソ(ドゥカティ)、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、アルバロ・バウティスタ(アプリリア)の順でした。
今回のレースを終えて、ランキング1位のマルケスと2位のロッシの差は、前戦までの53ポイントから50ポイントに縮まりました。ここ数戦はじわりじわり・・・とした差の詰まり方ですが、最終戦までにどこまでロッシが追い上げるか・・・はたまたマルケスが突き放すのか・・・楽しみですね。
次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPは、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで今月9日に開幕し、11日に決勝レースが行われます。1週間後のMoto GPでは誰が勝つのか? 注目しましょう!