第180回は、 日産自動車『レパード/TRX』 をご紹介します!こちらのクルマは、価値を知る大人たちが楽しむ、スタイリッシュで華やかなスペシャリティカーでした。(あぁこ@ロレンス編集部)
日産 レパード/TRX(1981年)
スポーツカーの性能に高級サルーンの機能をプラスして、54年9月にデビューした意欲的な日産のパーソナルカー。「新ジャンルを築くニューエイジカー」とメーカーもうたっている。国産車では最大のスラント角度を持つというフロントのノーズや、直線的なラインに丸みを加えたボディシェルは、いずれもエアロダイナミックスの徹底追及から生れたデザイン。日産店系列で販売されるレパードとともに、チェリー店用のレパードTR-Xも発売されたが、角型2灯ヘッドのレパードに対してTR-Xは角型4灯で、グリルのデザインなども変えてはあるものの、あとはまったく同一モデルである。ボディは2ドア/4ドアのHTのみで、これに4気筒、105PSのZ18型の1800と、ECCS(エンジン電子集中制御システム)採用のL20E型、125PSの2000、同じくECCSのL28E型145PSの2800のエンジンをそれぞれ搭載する。サスはフロントがストラット、リアは1800が4リンク・コイル、2000と2800はセミトレーリングの4輪独立懸架で、いずれも前後にスタビライザーがつく。ブレーキはフロントが全車ベンチレーテッド・ディスク、リアは1800がドラム、2000と2800SF-Lで、オートレベライザー(自動車高調整装置)やASCD(オート・スピードコントロール装置)、マルチ電子メーターなどの新装備の採用も魅力。
さて、問題です!こちらのインパネはどのクルマのインパネでしょうか?
正解は、②4ドアHT280XSF-L(1981年)でした!内装はこちらです。テクノロジーとロマンが詰まったつくりでした♥︎