夏も終わりに差しかかり、台風の季節がやってきましたね!
せっかくなら天気の良い日にライディング楽しみたいですよね!ということで、この企画では、天気図の見方をおさらいしちゃおうという企画です!
よく、『雨男』『雨女』なんていいますが、それはきっとデータの読み方が根本的にちょこっと足りないだけ!そんな私も2016年は絶賛雨女です(笑)余談!!
もう雨に降られる『雨男』『雨女』なんていわれないために。この企画を熟読して雨男卒業を目指しましょう!!

天気予報で見るべき点は、「マーク」ではなく「予報文」!

気象庁発表の天気予報だけで、実は雨を避けることはできる。もちろん自然現象が相手なので断言は出来ないが、 危ういエリアを予め避けたツーリングプランを立てたり、途中でルートを変更して濡れずに済ますことも叶うはず。
まず見て欲しいのは天気予報の晴れ、雨などの単純な「マーク」ではなく、文字で表現される「予報文」だ。
「所により雨」「大気の状態が不安定」というキーワードがある時は、そのエリアは天候が急変する可能性が含まれている、ということ。
特に「不安定」のキーワードがある時は天候が急速に、しかも激しいものへと変わる可能性が高い。いわゆる「ゲリラ豪雨」もこの状態の時に発生しやすい。予報文に風が強い、とある場合も要注意だ。
基本的には人が住んでいるエリア を対象にした予報なので、ツーリングライダーが好物の山間部では山、谷に風が当たり強風になる可能性がある。また沿岸部は基本的に常に風が吹いているので、 予報文にある最大の風速の風が吹き続ける可能性が極めて高い。(©ADVenture's 文:深澤誠人)

いかがでしょう??
前回までの基礎編クイズ編を通してだいぶ天気のことわかってきたのではないでしょうか?

それでは、今回はみなさんの理解度チェックしたいと思います!!

下の天気図から予測できるこれから大雨になりやすい地域は、次のうちどれでしょう?

画像: 濡れないライダーになるために!天気予報で見るべき点とは?? 理解度チェック編【ADVenture's vol1】

ヒント1:発達した低気圧が九州上空にあり、日本列島を南から覆うように停滞前線が足を伸ばしている。日本全国、低気圧の影響下にある中で、さてどこの地域に雨が強く降るか。低気圧の中心に近い部分は雲が発生しやすく雨が降る、と考えれば答えは自ずとわかってくる...はず?(©ADVenture's 文:深澤誠人)

  • A:関東エリア
  • B:東海エリア
  • C:九州エリア
  • A:関東エリア
    8
    7
  • B:東海エリア
    42
    35
  • C:九州エリア
    50
    42

ヒント2:

前線とは気温の異なる大気の塊、冷たい気団と暖かい気団の接する線のことを前線と呼ぶ。「温暖前線」は天候の変化が激しく荒れやすい。「寒冷前線」 は不安定で雨は降りやすいがそこまでは荒れない。停滞前線は秋雨や梅雨のような長雨を生み、閉塞前線は強力ではないがやはり不安定な天候を生む。前線の種別に関わらず、やはり前線付近は天候が不安定なのだ。(©ADVenture's 文:深澤誠人)

画像: ©ADVenture's

©ADVenture's

濡れないライダーを目指す者としては出発前にこうしたデータを把握して、そもそも降られないツーリングを組み立てたいですね!!

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.