懐かしの自作との再会!
F1好きの方には耳にタコでしょうが(苦笑)、大雑把に氏の業績の説明をさせてください。1980年代から21世紀にかけて、ハース、マーチ(レイトンハウス)、ウィリアムズ、マクラーレン、そしてレッドブルと、ニューウェイは多くのチームで活躍し、数々のチャンピオンマシンをデザインしました。2015年モデルのレッドブルRB11を最後に、一応F1デザイナーとしては引退ということになっていますが、近いうちに復帰するのでは・・・とも言われてます。

元F1ドライバーのデビッド・クルサード(右)が、ニューウェイのオフィスを訪ねます・・・。
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コンピュータのCADソフトでの設計が全盛の今、ニューウェイは昔ながらの製図板を使って図面を書く数少ない人物です。もしくは、こういう仕事のスタイルを守ることを、許される立場にある天才とも言えるのでしょう。
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2台のF1マシン、手前は1988年のレイトンハウス・マーチF1、奥は2009年のレッドブルRB5。どちらもニューウェイがデザインしたマシンです。
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両モデルのステアリングを比較。1988年のころのドライバーは、今のドライバーよりも(指は)忙しくなかったのかも?(笑)
www.youtube.com運転も上手い・・・天は二物を与える・・・ですね(笑)
最初にレイトンハウス・マーチ、続いてレッドブルのF1をニューウェイはドライブしますが、その走りはなかなか見事のひと言です。それもそのはず、ニューウェイは本格的なカーレースに出場したりする男なのです。
2007年にはル・マン24時間レースでフェラーリ・F430GTをドライブし、総合22位(クラス4位)の成績を収めた。2010年にはジネッタ・G50カップでクラッシュし、ケガはなかったものの病院に搬送された。

今のF1もクールですけど、この時代のF1はタイヤが太くて迫力あっていいですよね・・・(←F1ブーム体験世代オジサンの感想?)。
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レッドブルRB5のコクピットにおさまるニューウェイ。ベビーフェイスで、ちょっとカワイイですね(笑)。
www.youtube.com天才F1デザイナーの、もうひとつの才能を発揮しているところを収録したムービーをお楽しみください。
Adrian Newey Drives An RB6 And Leyton House March At Silverstone
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