「イギリス人は、一生のうちに一度はロールスロイスに乗ることができる」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
「生きているうちに」ではなく「一生のうちに」がキモ。つまり、イギリスにはロールスロイスの霊柩車が多いということらしい。

画像: イギリスから輸入され、内装などを改装して日本では家具屋さんが使っていたというロールスロイスの霊柩車。

イギリスから輸入され、内装などを改装して日本では家具屋さんが使っていたというロールスロイスの霊柩車。

さて、8月22〜24日に東京ビッグサイトで開催されるエンディング産業展2016(ENDEX)で、光岡自動車は新型霊柩車「ヴェルファイア グランドリムジン」を発表する。

その名のとおり、トヨタの高級ミニバンであるヴェルファイアをベースに全長を1400mmストレッチしたバンタイプの洋型霊柩車だ。スリーサイズは、全長6335×全幅1850×全高1930mm。
エンジンはガソリン2.5L、駆動方式は2WD(FF)と4WDが選べる。乗車定員は5名だ。

画像: ホイールベースは未公表だが、全長と同様1400mm近く延ばされているはずだから、約4400mm!?

ホイールベースは未公表だが、全長と同様1400mm近く延ばされているはずだから、約4400mm!?

広い室内空間は自由なレイアウトが可能となっており、カスタマーの要望を満たせるようになっている。
ちなみに価格は、1026万円〜1104万8400円(税込み)。

画像: 旅立ちを送る「ミツオカ・ヴェルファイア グランドリムジン」

もちろん、一般ユーザーが直接購入するクルマではないけれど、いつかはお世話になるかもしれないクルマ。
とくに、近年多様化する葬儀形態や様式には、こうしたモデルの方が好まれていくのだろう。
もっとも、イギリスのロールスロイスではないが、センチュリーやプレジデントの霊柩車もあるらしいから、そちらをご所望の方もいるだろうけれど…。

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