第164回は、 トヨタ自動車「ソアラ」 をご紹介します!ソアラは“最高級のグライダー”と言われ、1980年11月に行われた大阪国際オートショーに登場したコンセプトカー「トヨタEX-8」の市販モデルとして誕生しました!欧州車に対抗しうるように開発されたエンジンを搭載し、卓越した動力性能と優れた操縦安定性、さらには高級サルーンの快適性を併せ持つGTの中のGTです。(あぁこ@ロレンス編集部)

トヨタ ソアラ(1981年)

空気抵抗係数0.356という2ドアノッチバックのボディを持つソアラは、トヨタ初の2.8ℓDOHCバリエーションに持つ大型スペシャリティ・カー。グレードは2ℓ(1G-EU)にVⅠ、VⅡ、VR、VXの4種類、そして2.8ℓ(5M-GEU・直6DOHC2759cc、170PS/5600rpm、24.0㎏-m/4400rpm)にGT、GTエクストラの2種類。トランスミッションは5速マニュアルが標準だが、2ℓは2ウェイOD付4速AT、2.8ℓはOD付4速ATが選べる。DOHCとATの組み合わせはトヨタ初の試みだ。

画像: 5M-GEU型 www.motormagazine.co.jp

5M-GEU型

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サスペンションは全車に前ストラット/後セミトレーリングアームの4輪独立懸架が用意され、ブレーキも全車、前ベンチレーテッドディスク/後ディスクが装備される。この中でも、特にVR、GT、GTエクストラには強化サスペンション、後にもベンチレーテッドディスク、195/70HR14のミシュランタイヤが標準で奢られる。GT、GTエクストラには6JJ-14のアルミホイールも標準装備(VRはOP、VXは5.5J-14アルミがOP)される。ステアリングは全車ラック&ピニオンで、VIを除き回転数感応式のパワーアシスト付き。話題のデジタル/LED表示のスピード/タコメーターや、蛍光管表示の燃料計、水温計は、VⅠ、VⅡ以外に標準で装備。ランドゥトップはGT、GTエクストラに電動サンルーフとセットでOP設定されている。

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