「ミスターバイク」誌を中心にバイク漫画を描き続けた広井てつお氏。2008年病により逝去したが、未だその作品は数多くのファンに愛され続けている。そんな、氏には珍しく四輪ドキュメンタリーものとして描かれた「マツダのロータリー・エンジン開発物語」から、ロータリーの開発に賭けた男たちの戦いを紹介したいと思います。
発想の転換
ロータリーエンジンの開発部署を任された事。その意味の重大さを知った山本は、ロータリーエンジンの研究に本腰を入れる。
![画像1: (夢を継ぐもの~ロータリーエンジン開発物語@モーターマガジン社)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/07/26/eef64bdbbc9805f7e8ad529c3d6dc9086668580e_xlarge.jpg)
(夢を継ぐもの~ロータリーエンジン開発物語@モーターマガジン社)
![画像: 【夢を継ぐもの~ロータリーエンジン開発物語】ドイツへ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/07/26/d53a21e015d8fd588aa775e22e59d3df889eed07_xlarge.jpg)
山本の本気とは裏腹に、うまくいかない研究。そんな中1人の若者が何かを思いつく。
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(夢を継ぐもの~ロータリーエンジン開発物語@モーターマガジン社)
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改善しなくてはいけない部分は、素材ではなく形状なのではないか。その言葉がロータリーエンジンの研究に大きな一歩をもたらす事になるのです。
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(夢を継ぐもの~ロータリーエンジン開発物語@モーターマガジン社)
若者の一言で発想の転換をする事により、今までどうしても解決できなかったチャタマークの克服に成功した山本達。
![画像6: (夢を継ぐもの~ロータリーエンジン開発物語@モーターマガジン社)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/07/26/cb109fc90ae5a0b33bc7d29bde41d09ebfd524ed_xlarge.jpg)
(夢を継ぐもの~ロータリーエンジン開発物語@モーターマガジン社)
東洋工業の足元を見る形で、不平等な契約を押し付けてきたドイツ。この山本達の躍進にいったいどんな反応を示すのか。ここから、東洋工業とロータリーエンジンの新たな歴史が始まるのです。
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