MotoGP第9戦ドイツGPの予選が、現地土曜日に行われました。ホンダが強い、と言われるザクセンリンクのコースですが、今年はマルク・マルケス以外のホンダ勢がパッとしないのでどうなるのかと思いましたが・・・。ランキング首位のマルケスは相変わらず好調のようですね。
ヤマハファクトリーの両雄は明暗クッキリ・・・
ドライコンディションで行われた予選で、マルケスはここが指定席と言わんばかりのポールポジションを奪取! ザクセンリンクでは、2010年から7年連続となるポールポジション。ここでのマルケスの強さを見るものに印象付けました。
予選2位は、サテライト勢のエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が入り、大きな話題となりました。MotoGPクラスの予選順位では、自身の過去最高記録を更新する活躍でした。3位はレースウィーク初日には、ミシュランタイヤのマッチングに苦労して低迷していたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。悩みつつもしっかりセッティングと乗り方をアジャストし、いい位置を確保するあたりはさすがマルチタイム・ワールドチャンピオンの実力・・・といえるでしょう。
一方、ロッシのチームメイトのホルヘ・ロレンソは、初日15位とロッシ同様にタイヤに苦労してましたが、フリー走行4でも11番手と低迷。下位ライダーが回される公式予選1をキャリアで初めて経験することに・・・。しかもその8周目で転倒! ただなんとか2番手タイムを出し、公式予選2には進出できました。
決勝はどのような展開になるのか? 楽しみです!
しかし、公式予選2でロレンソは再び6周目に転倒!! この週末だけで3度も転倒するスランプぶりで、予選11位というグリッドに甘んじることに・・・。なんかシーズン中盤からのロレンソの「乗れていない感じ」は重症っぽくて心配ですね・・・。
マルケスが得意のザクセンリンクで、ライバルに対するランキングポイントのリードを拡大するのか? 現地日曜日に行われる、決勝の行方が楽しみですね!
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