始動方式もイカしてます!
この木製バイクを製作したのは、ドイツのフェルトキルヘンにお住まいのエルネスト・エバーハルトさんです。メタルワーカー兼マシンビルダーとして働く彼は、自分の夢は木製バイクを造ることだ!と思い立ち、木製フレームにディーゼル単気筒エンジンを搭載するバイクを自作したのです。
![画像: 2015年に開催された、ドイツのカスタムショーで展示された木製バイク。なおフレームはオーク材を使用しているとのことです。 www.youtube.com](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2016/07/14/093952a1033009ca43da52ca332c63f0ec5e39cf_xlarge.jpg)
2015年に開催された、ドイツのカスタムショーで展示された木製バイク。なおフレームはオーク材を使用しているとのことです。
www.youtube.com2014年の夏から、エルネストさんは製作を開始。搭載エンジンに選んだのは、1945年ころに作られた500cc・5馬力のディーゼルの農業用単気筒エンジン。これに組み合わされるギアボックスは、1930年ころのインディアンの3速です。黎明期の自動車のように手まわしクランクで始動するこのディーゼルエンジン、フライホイールがとても大きいのが発動機らしさ満点です。
![画像: エンジン始動は、このようにクランクをクランクシャフト端に差し込み、手でグルンと回す方式です。 www.youtube.com](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2016/07/14/4e86464be00d70a5f3b4890fc213ec4df902be6c_xlarge.jpg)
エンジン始動は、このようにクランクをクランクシャフト端に差し込み、手でグルンと回す方式です。
www.youtube.comヨーロッパの田舎を、木製バイクでのんびりツーリングしたくなりますね
ちなみにエルネストさんの3人の兄弟は、大工さん、パターンメーカー、そしてコーチビルダーと、皆ものづくりを生業としているそうです。動画の走行シーンを見ると、木製フレームはなかなか堅牢そうで、このあたりにエルネストさんの確かな技術をうかがい知ることができます。
![画像: 気持ち良さげな走行シーン。ワイドなファットタイヤを前後輪に履きますが、このタイヤは路面からの衝撃を吸収する役目を担っているのでしょうね。 www.youtube.com](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2016/07/14/03f0ee1b77babb2e7d58f2ab31ecf1385851f3b1_xlarge.jpg)
気持ち良さげな走行シーン。ワイドなファットタイヤを前後輪に履きますが、このタイヤは路面からの衝撃を吸収する役目を担っているのでしょうね。
www.youtube.com自分の夢を見事実現したエルネストさん。彼の情熱の結晶を、ぜひこちらの動画でご鑑賞ください!
"Ein Visionär träumt Hirngespinste" ... mit Erfolg
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