『RIDE(2016年7月号月刊オートバイ特別付録)』では、 外国車人気総選挙 というなにやら楽しげな投票を行っているようです。
なんでも、 「 現在日本で手に入れることができる外国車を網羅。さらにこの中から、読者のみなさんからの投票によって人気ナンバー1モデルを決定!」 するのだとか。

投票するとなれば、外国車ならではのポイントを押さえておきたいですよね。

押さえておきたい外国車のポイント

01: 少量生産ならではの魅力!

画像1: ©モーターマガジン社

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日本のオートバイメーカーは海外メーカーに比べて会社の規模がでっっかい。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4メーカーで、世界シェアの約40%を占めちゃいます。
逆に言えば、外国車メーカーは、比較的少量生産をベースにバイク作りをできる、とも言えます。どこか1カ所の仕上げにこだわった結果、それが車両価格に反映してしまう。
でも、仕上げ優先で良いじゃない、という判断はされやすい土壌が、外国車メーカーの方にあるといっても、過言ではありません!

02: ターゲットがピンポイント!

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日本のメーカーは、幅広いユーザー層に受け入れられるオートバイづくりが求められるのも事実。対する外国車は、対象とするユーザーをより絞り込んだオートバイ作りをしています。
実際にスーパーバイクレースに出場しているドゥカティ・パニガーレR、BMW・S1000RR、アプリリア・RSV4、KTM・RC8は、低回転から危ないくらいのパワーが出ていて、サスペンションもカチカチでライダーにまったく優しくない。
「日常の扱いやすさや快適さを求めるなら、そのためのオートバイを用意している。スーパースポーツはレースに勝つために作っているんだから、徹底的にパフォーマンスを追求する」。
ユーザーを切り捨てるとも言えるこの割り切りの良さに、魅力を感じる人も多いのでは?

03: ラインアップのキャラが濃い!

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BMWならフラットツインエンジンやそのしっとりとした鼓動感、高速域でのハンドリング安定性。
ハーレーならVツインエンジンと特徴的な排気音。ドゥカティならデスモドロミックのLツインエンジンと軽さと単色カラー。モトグッツィなら縦置きクランクのVツインエンジン。トライアンフなら3気筒エンジンとバーチカルツインエンジン。KTMなら徹底的な軽さとオレンジカラー。MVアグスタなら芸術品のような凝った造形。
・・・というように、見て、触って、乗って、すぐにそのメーカーのオートバイであることがわかる強い特徴を備えています。

04: お国柄が出る!

世界各国のツーリングシーンを思い浮かべると、その国で生み出されたモデルには、やっぱり必然
性がありますね。

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アメリカは広大な荒野の一本道や真っすぐなハイウェイをひた走るイメージ。
ちょっとやそっと飛ばしたところで移動時間が劇的に短縮されるわけじゃないから、どうせ走るならラクなスタイルで快適に楽しもうと、ハーレーのようなスタイルができあがってきたと推察されます。

ヨーロッパでは、整備された山岳ワインディングを駆け抜けて国から国へと移動するイメージで、街中に入ると石畳で道が悪い。
すると、BMWのR1200GSやドゥカティのムルティストラーダ、トライアンフのタイガーといった、ポジションがアップライトで乗り心地が良く、ロードスポーツ並みのコーナリング性能を持つ、いわゆるアドベンチャー系ツアラーが実に都合がよいことになります。
さらに、R1200GSは重くてでっかくて小回りが利かないけれど、長距離を走るとこの上なく快適!ムルティストラーダは軽くて取り回しが良く、エンジンもハンドリングもスポーツ性を失っていません。この辺の味付けの違いは、質実剛健なドイツと、陽気で熱いイタリアの国民性が出ているのかもしれません。

05: サービス充実!

画像5: ©モーターマガジン社

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かつて、外国車はよく壊れる、直すのに時間と費用が掛かるなどと言われ、中途半端なスタンスじゃ長く付き合っていくことはできませんでした。
ところが現在の外国車、少なくともメジャーどころのハーレー、BMW、ドゥカティ、KTM、トライアンフ、モトグッツィ、アプリリアあたりは、機械的に洗練され、工作精度も上がり、頻繁に重篤なトラブルが発生するようなことはなくなりました。
また、以前はレバー1本で1月~2ヵ月待たされることもあったスペアパーツの問題も、各メーカーの日本法人が立ち上がってパーツのストックや物流システムが整い、よほど特殊なパーツでない限りは、数日で入荷するようになってきています。

さあ、あなたも投票しましょう!

ポイントをあらためて振り返ってみましたが、もう頭の中に、好きなバイクは思い浮かんでいますか?
RIDEをチェックして、好きなバイクを探してみましょう〜!!!

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