電気系の問題、いまだ解決に至らず・・・の模様です。
金曜日の練習走行で、ロッカーが記録した成績は平均時速121.1マイル(約194.9km/h)。スーパーバイククラスに参加する84名中、55位という成績なので、このままでは上位進出は望めないのは明らかでした。そして迎えた決勝レース、MMX500は最初の周回から3番シリンダーのミスファイアが発生。残念ながらロッカーはユニオン・ミルズの区間でレースを終えざるをえませんでした。

多くの観衆に見守られる中、スッターMMX500を走らせるI.ロッカー。
scontent.xx.fbcdn.net最終レースのセニアTTまでに問題が解決するように祈ります!
一般的なロードレースが開催される全長6km未満のショート・サーキットに比べると、マン島TTのマウンテンコースは規格外にデカい公道の周回路です。それに完璧にマッチするマッピング設定を見出そうとチームは作業に励みましたが、彼らの努力は報われることはありませんでした。
しかしロッカーは落胆することなく、金曜日のセニアTTに向けて前向きな姿勢を保っているようです。「周知のとおり、マン島TTは世界で一番ハードなロードレースだ。スッターのスタッフたちと、この挑戦ができることが私は嬉しい。MMX500にはもっとポテンシャルがあることを、金曜日のセニアTTで証明したいね」
来年度以降につなげるために、まずは完走!と期待したいですね。なおこちらの動画では、マン島TTでのスッターレーシングの奮闘ぶりを見ることができます。字幕がスペイン語なのはご愛嬌?ということで(笑)。MMX500の美しいメカニズムのディティールと、その2ストロークV4サウンドをお楽しみください。
SUTER MMX 500 2 tiempos by martimotos.com [ESP]
youtu.be

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