前回ご紹介した外装の劣化対策。車で一番目につくのは外装だと思う。しかし、ROADSTERはオープンカーなのだ。オープンカーは、オープンにすると、内装も外装と同じくビジュアルの1部!キレイに、カッコよく乗り続けたいと思いませんか?
シートの表革が傷んできたら カバーでリフレッシュがお手軽
(ROADSTER BROS.@モーターマガジン社)
NBではほとんど見られないが、NAのビ ニールシートでは擦れる部分が白くなり、 表面が白く粉をふいている状態のものがある。布製のシートでも背もたれの布が伸びるなどして、美観を損なっている。シート交換という手段もあるが、シートレールも併せて購入するような場合、出費がかなり手痛い。そこでオススメしたいのがシートカバーだ。量販店に置いてあるようなものではない。ヘッドレスト一体型となっているロードスター専用品で、質感がとてもいいのだ。シートカバーのカラー、 ステッチのカラーなどが選べ、コックピットのコーディネートにもひと役買う。ぴっ たりフィットしたカバーとシートの一体感 は、張り替えにも匹敵するほどだ。
ピシッと張りのある新品シートのカッコよさは車に乗る上で、ドライバー、そして
同乗者をかなりワクワクさせてくれる。カッコイイ車に乗るのだという買った時のトキメキをロードスター専用のシートカバーで是非取り戻してほしい。
ドライバーが目にするメーター 楽しくカッコよくまとめたい
(ROADSTER BROS.@モーターマガジン社)
ノーマルの飾り気のないメーターもいいが、ロードスターにはアフターパーツが豊富にそろっている。 これらを用いてみない手はない。メーターパネルを交換するもよし、メーターリングで光沢をプラスしてみるもよし。コックピット全体の印象が変わるのはもちろん楽しいが、だれよりも自分が常に目にすることが多い部分。レーシー、クラ シック、スパルタン……たくさんの表情から愛車に似合ったメーター に仕上げる。 メーターまわりの変更を機に内装のドレスアップにハマッていく人 が多いのも、わかるというものだ。
劣化のリフレッシュを期にドレスアップ。長い間ノーマルのロードスターを楽しんで、劣化したから買い替えるのえはなく、リフレッシュさせ、自分だけの1台に生まれ変わらせる。アフターパーツが豊富なロードスターだからできる乗り方ではないでしょうか?
NAで内装を新調するならNB流用。高級感がプラスされるのでオススメ
(ROADSTER BROS.@モーターマガジン社)
NAの内装をリフレッシュするうえで、NBのフロアカーペットを流用するという方法もあるので紹介しておこう。NBのカーペットはNAよりも質感が高級なので、全体的に1ランクアップしたかのような印象が得られる。また、ちょっとした加工だけで取り付けられるというメリットも大き い。新品をすべてそろえると高価になってしまうため、中古パーツを取り扱うショップやオークションで引っ張ってくるのがセオリーだ。シートを取り外したりする手間はあるが、交換後の満足感は大きい。
定期的にモデルチェンジされ、発売され続けているロードスターだからこそできる、後継車種からの流用。リーズナブルにリフレッシュさせられるという面も含めて、おススメの方法です。