ついにホンダRC213Vも、ウイングを採用?
・・・と、コトバ遊びはこれくらいにしましょう。今、モトGPのシーズン前最後のテストが、カタールのロサイル国際サーキットで行われてますが、近年モトGPで流行しつつあるフェアリング側面のウイングが、ホンダRC213Vでも使われていました。
ドゥカティの2016年型モトGPマシン、デスモセディチGP/デスモ16GPの「4枚羽」に比べるとささやかな枚数とサイズですが、ホンダもその効果がどれだけあるのか試しているんですかね? 今年からレギュレーションで、鋭利な先端形状のウイングがダメになったので、このホンダもそれを遵守した形状になってます。
各メーカーがウイング効果をモトGPで試している状況ですが、2017年度からはウイングの使用がドルナ、IRTA、FIMなどの関係団体による取り決めで禁止されるのでは・・・とウワサされています。今までこの技術の開発に使用したコストを考えると、今年限りで禁止されるなら最大限その効果を試して、今年の成果のため、そして将来のためにデータ取得したい・・・とメーカー側は思うでしょうね。
今年もホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)の年になるのか・・・? 開幕が楽しみです。
なお、3日間のテストの総合結果は下のリザルトのとおりです。スコット・レディング(ドゥカティ)の2位、そしてシーズンオフ好調だったマーベリック・ビニャーレス(スズキ)の3位という成績が目を引きますね。1位は昨年度王者のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)。ミシュランタイヤとなった今年も、彼の速さはピカイチ(←死語?)ですね!
3月20日のカタール開幕戦では、ホンダはウイング付きのRC213Vをグリッドに並ばせるのでしょうか? ともあれ、今年はどんなシーズンになるのか、ワクワクします!