[速報！] SBK開幕戦のレース１は、カワサキのレイが優勝！

オーストラリア現地時間の土・日曜日に、フィリップアイランドで決勝レースが行われるSBK（世界スーパーバイク選手権）ですが、開幕戦のスーパーポール（１発勝負のタイムアタックで行う予選方式）は、カワサキ・ファクトリーチームのトム・サイクスが獲得しました。

スーパーポールで昨年度王者のレイ（カワサキ）は３位。ジュリアーノ（ドゥカティ）が緑軍団に割って入って２位獲得。

昨年度ホンダからカワサキに移籍し、その初年度でタイトルを獲得したジョナサン・レイは３位。カワサキファクトリーの両雄の間に、ドゥカティのダビデ・ジュリアーノが２位に飛び込んでおります。注目の、今年復帰のヤマハファクトリーは４、５位で、続いてホンダファクトリーは６、７位につけています。なおトップ10まではいずれのライダーも１分30秒台でした。

0.063秒差の接戦を制したのは、前年度チャンピオン！

今年からSBKは、土曜日にレース１、日曜日にレース２という方式で決勝レースは行われることになりました。記念すべき開幕戦最初の決勝レースは、序盤カワサキのサイクスとレイが引っ張る展開。ドゥカティのチャズ・デイビスが好スタートで、僚友のジュリアーノ、そしてホンダのマイケル・ファン・デル・マークがトップ集団を形成。ヤマハのシルバン・ギュントーリとアレックス・ローズ、そしてアプリリアのルーキー、ロレンゾ・サバドーリ、モトGPから転向したホンダのニッキー・ヘイデンがトップ集団に続きました。

勝負が決まったのは最終周。土壇場のアタックでリードを奪ったのはデイビスでしたが、最後にレイが抜いて0.063秒の僅差で劇的な開幕戦勝利を演出。２位のデイビスに続いてファン・デル・マークが３位フィニッシュ。以下は４位ジュリアーノ（ドゥカティ）、５位サイクス（カワサキ）、６位ギュントーリ（ヤマハ）、７位レオン・キャミア（MVアグスタ）、８位ジョーディ・トーレス（BMW）、９位ヘイデン（ホンダ）、10位に昨年度のBSB（英国スーパーバイク選手権）王者になった地元の英雄、ジョシュ・ブルックス（BMW）という結果でした。

現地時間日曜日のレース２の結果も、「なる早」でご報告したいと思います！　よろしくお願いいたします！